腹責めされる男たち

腹責めで地獄の苦しみを味わう男は呻き声を上げて腹筋を痙攣させ、責められ破壊されていく・・・

腹責め

腹責めマッチングサービスを使ってみた⑤

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とある日の夜、1人の男のアパートに2人組が押しかけてきた。

玄関先で、誰が来たか確認する。
「どちら様?」

「ABSマッチングサービス社ですが。田中さんですね」
「 この前水泳選手の方を半殺しにした……」

「……え……」
田中は心臓が掴まれ、そのまま振り回されている感覚を覚えた。
汗が止めどなく流れ、膝が震えだす。

「ちょっとドア開けてもらって良いですか?」

半ば強引に部屋に入ってきた2人は、細身のスーツを着こなしながらも、腕や脚、上半身は筋肉で盛り上がっており、かなり鍛えている様子だった。
背も180センチは超えているだろう。
眼光鋭く、対人での間合いの詰め方も隙はなさそうだ。

(いい体つきだな、筋肉質?太っているだけ?……いや、この張り方は筋肉か……触りてぇな、で、腹筋掴んで叫ばせたい……)
田中は2人の身体を見ながらそう思った。

「つきましては、田中さんの肉体を今から潰します。これにかかる課金額をもって彼の回復にかかった賠償に充当するものとします」
「これもサービス規約に則った対応ですので、ご了承ください」
「……あ、私たちの身体をどうこうしようなんて考えてないですよね?」

ドクドクと、男は心臓が痛いほど拍動を感じた。これは受け入れるしかなかった。
「はい………」

田中は34歳、172センチ52キロの痩せ型。
脂肪はあまり乗っていない。
運動習慣もなく、胸も腕も足も細かった。
ただ薄い腹筋がうっすらと見えていた。

「さて全裸になっていただけますか?」
「腹筋は、腹直筋だけでなく腹横筋など腹部の筋肉全てにペナルティ。」
「この責めは我々2人が直に行います。サービス利用者に無料で配信され、閲覧者の追加課金により貴方には際限なく責めが追加されます。」
「腹筋が壊れるまで続けられます。」

田中は自らの鼓動が聞いたこともないほど強く、そして速くなっていた。
玄関先でそのことを告げられ、ドアの前で立ち塞がる2人の男を前に膝が笑い、全ての要求を受け入れるほかなかったからだ。

「……あっ……俺はっ……全裸でおまえらにヤられるんだろ」
「オレの……その……チンコもやられるのか?」
……そうですよ。当然。
……閲覧ユーザー様が、射精をもとめてくれば、するしかないですよね

「いやできないよこんな状況で」
……ご安心ください、腹筋潰して精液無理やり出すことも出来ますし、神経いじれば出ますから
……始まってみないとわかりませんよ

田中はその言葉を聞いて、心臓がドゴッ!!と大きく震えたのを感じた。

「じゃ、……あっ………そ、そうだ。せめてそっちの身体も見せてくれよ」
「オレ、多分普通の生活にはもう……戻れないんだろ」
時間稼ぎになるか一か八か、田中は心臓をバクバクさせながら震えた声でそう言った。

……いいでしょう
……たしかに、病院送りになった方は多数。腹筋やその他の筋肉が回復するかどうかは、お客様の肉体次第です。
……田中さんは、正直なところかなり痛めつけられます。我々のどこまで、みたいですか?本来はあり得ませんが、今回の事態は特殊ですので、特例で認めましょう

……これは、殺されるのかもしれない。田中はそう直感した。
だが、そこまでやられるなら……、とある意味吹っ切れた。

「じゃあ……2人の全裸と、勃起させたチンコがみたい。そしてイッて欲しい」
「オレも脱ぐから。せめて、おれの願いを聞いた後にそのまま全裸でボコボコにしてくれ。」
 

……わかりました。

2人は慣れた様子でスーツを脱ぎ、下着もパンツも全て脱ぎ始めた。
「ん?なんで勃起してんの」
田中は2人の股間に違和感を覚え、思わず聞いてしまった。

……いまからあなたのその体を好きにできると思うと……当然興奮しますよね
……それを楽しみにこれをやってるんですよ
……そのガリガリな身体で、必死に悲鳴あげて腹筋硬くして、身を捩って叫ぶ姿とか
……吐く時の腹筋の動き具合とか、
……野太い声……苦しみが………いいじゃないですか

……全部がそそるんだよねぇ

そう2人でニヤけながら話し、
ギンギンに勃起させた性器を田中の方に向け、細身ながらも筋肉の塊のような身体をあらわにした。

……じゃ射精させてもらいましょうか
……ね、田中さん?フフフ

「やる」
即答だった。

……ではお好きにどうぞ

田中は貪るように男2人の肉棒を刺激し、そして筋肉を触り続けた。

……ぁあああああーーいく……
数分後、1人が絶頂を迎えた。
腹筋が収縮し、8個の塊が浮き出る。
ハァハァと息を荒くしながら、田中の右手にドロドロと垂らした。

もう1人も、それを横目にしながら快感を高めるように腰を振っていた。上部の区画が非常に小さく、一見4つにしか割れておらず、1つ1つが大きいシックスパックだった。腰を振るたびに筋が入り、田中はそれを触り、筋肉の硬さを感じ、射精準備による性器の律動を感じるのに夢中だった。

そして、男が嬌声をあげて絶頂に近いことがわかった。

……っく!ぁあっ
……たっ たなかさんっ  いっ  いく いく!いく!!!

足をガクガクさせ、田中の肩を掴んで倒れないよう踏ん張りながらビュゥッ!!と液を地面に飛ばした。

……よく飛んだねぇ。
……はぁ、はぁ、そうだな、久しぶりに感じたわ。興奮して、な。はぁ……はぁ
息も上がっていたが、2人は笑っていた。

……さて……どうですか?満足?
精液に塗れた2人は、改めて田中に問いただした。

(この流れが終わったら……確実に俺はやられる……な、何か話さないと……)

「すごく出てたけど、い、いちにちなんかいイケるの」
……4回

「今までで……これを1番やばくやられたやつは……」
……たぶん田中さんになると思いますよ

……あの、もういいですかね、時間稼ぎ。
……早く脱いで、身体をお披露目してくださいよ

「………ぁあっ………ぁぁぁ」
田中は観念し、服を脱ぎ捨て、2人とは比べ物にならない貧弱な体を見せた。
性器は激しく勃起していた。

……田中さん。性器がそそり立ってますが?
……サイズは15.7センチってところですね。そこそこ、太い。
……もう触られたらいつでも出そうですね

「もう一回触りたい……筋肉すごかった……チンコも………ぁあああ」
「どうせしぬんだろ、おれに精液ドバドバかけて、ケツにチンコ突っ込んで、口にも突っ込んで、おれのチンコ2人でシコって………ぁあああ」

田中が叫ぶ。

……田中さん。混乱しないで。ね、忘れてないですか?いまから貴方の筋肉。徹底的に潰されますよ。ぐちゃぐちゃに。
……その立派なチンコもどこまで元気でいられるか。

「ひっ………」
田中はすぐさま現実に戻され、うわずった声を出して後ずさった。
だがその一瞬の間に全裸のままの2人の男に足をすくわれ、部屋のリビングに運ばれて、仰向けに転がされた。
そのまま手足を固定され、大の字になった。

「ここで……やるのか」
「配信する道具とか、何もない……んじゃないのか」
田中は1人で呟いた。

……いや、もう君の家に取り付けてあるから。
……配信中我々の身体は特殊処理で消され、見えなくなる。田中さんの身体だけですよ、見えるのは。
……全身の筋肉をフルで使って叫んで泣いて吐いて、痛みに耐えてくださいよ

「「では始めます。全身の筋肉量は平均程度。心拍128。腹筋形状は均等な6パック。……あの水泳の男と比べたら腹筋の厚さは1/3、大胸筋の分厚さは1/5ほどだな」」
2人の男は田中の身体を観察して、そう声を合わせた。

どこからともなくスピーカーから声が発せられる。
「閲覧者180人、現在の課金額250,000円になりました」
「腹筋1区画ずつ破壊、が承認されました。実行してください。肉体の損傷は無視して構いません」

……よしやるか

勃起したままの男2人は、田中の左右に陣取った。
……腹筋が貧弱すぎて、どこが割れてるのか視聴者が見えず、はっきりしない。弱い電気を流してくれ

「……ぐぉあ……ぁああああっ!!!ああーー」
田中は感じたことのない腹部の収縮を感じていた。
腹筋は綺麗に6つに力が入り、くっきりと浮かび上がる。

「ぐううううぅぅううう!!!ううううう!!」
……いい形だ。どう潰すか、相棒?
……まずは上ふたつ、殴って潰す。

ドゴォ!!ドゴォ!!ドゴォ!!!
ドゴォドゴォドゴォ!!!!

2人の男が潰し始めた。
筋肉が強制的に浮き出た田中の腹は、その貧弱な強度では2つの拳に耐えられず、ボコボコと凹み始めた。

「ぅごぉ………ぉお………ぉお!!!ぉお!!!ぉおお!!!ぉ!!!ごぉ!!!!」
必死に耐える。
まだ死にたくない。

……もう柔らかくなって力が入っていないようだ
……次は真ん中と下だな。踏むか?
……いや。球だ
……みんなが求めてるようですよ。貴方の腹に球が沈んで腹がぺちゃんこになる様子をね

「……ぐぅううううーーー!!!すい……えいのっ!………ぐぅううう……ときの……やつか」
か細い声で聞く。

……そうですね

うち1人が60キロほどある球を抱えてきた。
上腕筋が盛り上がり、血管が浮く。それほどまでに重いのだ。

「ぁああ………腹が潰れちゃう……もう筋肉……動かない」
呻きながら、そして腹筋がはち切れそうに硬直させる。

……まだ半分残ってますよ、腹筋。上はもう潰れましたけど

どーーん!!!

「!!!かはぁあ………ぐぇ……」

どーーーん!!!!

「ごぷ………おぶ………ぅう」

どーーーーーーん!!

田中は、悲鳴が出る前に頬を膨らませ、目を見開いた。
その2秒後に、噴水のように胃液を吹き出す。

コントロールよく、骨盤や肋骨を避けて腹筋の下部を狙って落としていき、効率的に腹筋を破壊して内臓にダメージを蓄積させた。

「……ごぷぉ………げふ…………ぉぇ………ぇ」
腹筋は真っ赤に腫れ、一部は凹んだままになっていた。筋肉が潰れて変形し、筋繊維がその機能を失いつつあった。

……腹筋もうダメか、60キロは重かったか?
……しかしものすごい吐きっぷりだった。胃の内容物をあそこまで吐けるなら、まだ筋肉に力が残っているな
……とりあえず、次のために通電ストップしましょう

「はぉ………はぁーーー………はぁぁ………」
田中は弱く肩で呼吸をし、虚な目で天井を見ていた。
ゼェゼェと喉を鳴らし、体はどんどん血色を失っていく。

……少しスキャンしてみましたが、田中さんの身体の中、想像以上にもうボロボロみたいですね。
…………でも水泳くんはもっとやられてましたよね
……彼の睾丸の中は空っぽで、精液搾り取られて。腹筋も全く収縮できないほど繊維が破壊されてました。
……田中さんの腹筋、まだ生きてるところありますね
……心拍は180か、まだ苦しめましょうかね

田中は、荒い呼吸のなか2人組を見た。
示し合わせたように、ニヤつきながら誰かを呼ぶようだ。

……よし、呼んで。

「田中さん、久しぶり」
「ほら腹筋まだこんなにあおじんでる」
「おまえのせいでな」

田中は仰向けのまま、リビングの入り口を首を上げて見た。
そこには、髪をツーブロックで整えた筋肉質でさわやかな青年が立っていた。
上半身は、裸だった。
腹に大きなあざがある。

「大事な大会に出れなかったんですよ!」
「心臓止まって、筋肉もボロボロで!まだ全然戻ってないッ!!」

青年はそう叫び、軽く助走をつけて田中の腹に蹴りを入れた。

ドボォーーー!!!!

やや萎えた性器も一緒に、青年は田中の腹を踏み抜いた。
青年の足の裏には柔らかい棒のような感触があった。

「うっげぇえええええーーーー!!!!」
田中の身体はブイの字に曲がり、腹は凹み、口から赤い液体が溢れ出た。

ビチャ
ビチャ…………

田中の口からは、青年が足を上げた後も液体が溢れ続ける。

「警告!腹筋は収縮がほとんど不可能になりました。」
「反応できる筋繊維はあと8%です」
スピーカーからアナウンスがあった。

ゴロゴロと喉を鳴らし、田中は必死に息をし続けた。
「……お……れは……しぬの………か」
「腹の中が……熱い………血が………あふれてる…………」
「水泳のひと……ごめん………なさい………」
身体を痙攣させ、田中が言った。

「許すわけないじゃん……」
水泳選手はそういって、田中の顔の上に乗った。
田中は力なく暴れ、手足をばたつかせようとしていた。
だが、大の字に固定された体ではどうすることもできなかった。

「………ばっ………ぷぴぃ…………あああ!!!…………はっ………むぐぅうう」
ムグムグと、水泳選手の尻の下でくぐもった声を上げた。

水泳選手は、田中の腹筋を触る。
ほとんど硬くなることができない腹筋は、ふにゃふにゃだった。

呼吸を止められ、心拍が上がる。
170を超え、波形はどんどん細かくなっていく。

「こんな腹筋のやつに、オレの体を……」
ドゴォ!!
恨みを込めた一撃が、田中の腹に入る。
拳は胃や腸、肝臓をえぐる。

「………!!!!がぁ」

心拍の波形が大きく波打ち、5秒ほど平らになった後ふたたび再開した。

田中の腹は簡単に凹んだ。力なく呻き声をあげ、腹筋は痙攣を起こして腹の中で無秩序にピクピクと動いた。

「………ぁ………ぁ!!…………!!!」
田中はあまりの苦しさに呼吸ができなくなり、水泳選手の分厚い尻の下で口を大きく開けたまま悶絶し続けている。

「すいません、もう腹死んでるっぽいです。柔らかすぎる。内臓潰しそう。それになんか筋肉ビクビクしてるし。」
「後はもういいです、もう。ヤバそうですよ、心拍180とか、多分普通の人がなってたらヤバいやつ。」
水泳選手はそう言って、元々いた2人組に後の責めを譲った。

田中の苦痛度は、99を表示していた。
もう限界はとうに超えている……。

……じゃあ我々が最後に…。
2人はそういった。

……死にそうですね、田中さん。
……勃起してたチンコ、なんか元気なくなってますよ。
……ほら目の前に、貴方の好きな筋肉質な身体と勃起して今にも射精しそうなチンコが2つあるのに。

ふふふ、はははは、と2人がいやらしく笑う。
大の字になって横たわっている田中の上に2人が交互に乗り、乳首をいじったり腰を振って遊んだ。

……ほら、この筋肉どうですか?もっと触りたかったんですよね?
男2人は、自身の筋肉をピクピクと動かして田中の身体に密着させる。
……私たち、こんなに心臓がドキドキしてるんですよ
そう言いながら、田中の耳に大胸筋をつけて心音を聴かせた。
同時に口と鼻も圧迫し、ズピー!ズピィッ!!と必死に隙間から呼吸する音を聞いて笑う。

……そのチンコもシコってあげましょうか?
2人は田中のものをいじりはじめた。
ダランと垂れたそれは、全く反応しなかった。
……全然立たないですね、我々の身体では物足りないのかな?はははは!!!

そんな中、田中は青白い顔で口を開け、鼻を広げ、ここしばらくバアーーバァーーー!と汚い音を立てて息をして、酸素を取り入れるのに全力を注いでいた。
腹筋の酷使や全身の痙攣により、何キロも全力疾走した後のような状態のようだった。

……内臓は……っと。
……かなり傷んでるようですが、出血はそれほどでもないようだ。
……心拍が弱くなってきている。このせいで肺がうまく動いていないな
……では、腹筋の残った筋肉を無理やり動かして無理やり循環を促進させるか。
……ぁあ。全然楽にならない、あれだな

スマホには「まだ続行希望、とか、筋肉まだ動くところある?とか、死にかけててやばい」
「なかなかイケメン」
など、能天気なコメントが並んでいた。
腹責めを希望する課金額は100万を超えていた。

もっと腹責めして!との声が多数だ。

男たちは、水泳選手が興味なさそうに、そして若干不安そうに田中を見ている中、あるスイッチを入れた。

ボゥン……と小さな音がした。
すると、田中の腹がぼこぼことトランポリンのように動き出した。

腹に存在する筋肉を全て動員し、腹にある臓器を押し上げて無理矢理心臓を動かす装置だった。

「ごぽっ!!!う……ごぉっ」
「がっ!!ごっ!!!!ぼごぉ………」
田中は全身をバタバタと動かし、自らの腹筋の筋繊維を次々に破壊しながら腹を大きく凹ませたり波打たせたりし始めた。
肺から吐き出されたり吸い込んだりしたらことで声帯が震えているだけだ。

「お、おい、やばいぞ。腹筋がどんどん青くなる、見た事もないくらい腹膨れたりへっこんでるぞ」
慌てたように水泳選手がいう。

腹が凹んで肋骨が浮き出た鳩尾あたりに、バクバクと激しく動く心臓と血管が姿を表した。
その心臓を覆い被せるように、腹筋とその周りの筋肉が波打っている。

……これはな、腹筋を内部から猛烈に収縮させて破壊しながら横隔膜や肺を動かすやつさ
……ほら心電図みてみな
……出鱈目の波形で、体内にメチャクチャなリズムで血を送るんだよ。異常なほど苦しいらしいぞ
……だがもうボロボロの身体だから、長くは持たないだろうな

腹の筋肉は急速に残された力を失い、どんどん反応が無くなっていく。
乱れた心臓の波形も、弱々しい元の波形に戻り、50を下回っていた。

システムの管理画面には「体内循環機能が停止しかかっています。筋肉の消耗が激しい、生体機能(腹部)機能喪失」
と赤字で表示されていた。
だが、興奮した2人はそれに気づいていない。

もはや存在を忘れられているスマホアプリの裏側では、何百人という視聴者が射精していた。
当然全て録画されており、新たな用途で利用されることも知らずに。

田中は泡を吹いて、白目を剥きながら舌をだらんと垂らしていた。
腹筋はもはや形を留めておらず、腫れて膨らんでいる。
グガガガガガ……と、いびきのような音を立てて静かに呼吸をしていた。

それでもなお、腹はわずかに凹んだり左右に揺れたり、まだ僅かに変な動きを繰り返していた。

……一度全て止めてみるか。
スイッチをオフにする。

田中の身体はようやく止まった。
呼吸も心拍も、全て止まった。
心臓は小刻みに動いているが心室細動を起こしており、ほとんど心停止と同じだった。

「ぁああーーー!!やばいって」
「心臓止まってる。死ぬのは流石にやばいって」
水泳選手は必死に田中に心臓マッサージを行う。だが、田中はかなり深刻な状況だった。

「どうにかならないのか?やりすぎだ」
水泳選手が言う。

スマホが答える。
「腹筋は晴れです。心臓が脳に食べられます。悪夢が襲います。明日エネルギーを紙に書かなくてはなりません。命、命、命、そこにあるのはカリウム。もう腹筋はいません。背筋です。エントロピーは増大し」

意味不明な言葉を発し続けている。
どうやら、田中の状態は想定不能な状況で、誤動作を起こしているらしい。

それでも必死に心臓マッサージを行なっている水泳選手の隣で、2人はお互いの性器を握りながらそれぞれの腹筋目掛けて何度も射精していた。

……いくぅっ………!!
……たまらない……な……ハァハァ……
……これだから、やめられんな

「……がぁ………」
「ごふぅ………」
そんな狂った会話がなされる中、田中は懸命な心臓マッサージにより奇跡的に息を吹き返した。
呼吸停止後すぐに手当が開始されたため、脳へのダメージは最小限に留められたようだ。
しかし腹は真っ青になり、貧弱な胸の筋肉や肩を使って上半身だけで息をしている。

「はぁ……はぁ………よ、よかった………」
水泳選手は、汗だくで心から安心した顔をした。
2人組はその様子を見ながら、精液でドロドロになった身体のまま、別の男をスマホで品定めし、規則違反を犯している潰しがいがありそうな男を探していた………。

そして、田中はその後、水泳選手のストレス発散のため、腹筋潰しや射精管理など性欲の捌け口としてこき使われるようになったのだった。拷問により痛み弱った腹筋は、いくら鍛えても元の機能は戻らなかった。
この水泳選手の腹責めでイカされることが当たり前となり、腹筋の筋繊維は性感帯に変化したのである……。

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