とある男たち3人で、カラオケをしていた。
コロナがようやく落ち着き、カラオケも自由に堪能できる日々が戻ってきていた。
それぞれ部活は異なったが、ラグビー部のツトム、サッカー部のマサヤ、陸上短距離のタカシはいつものメンバーだった。
「なぁ、王様ゲームしようぜ、このアプリでさ」
「出てくるのランダムで、従わないと罰ゲームだってよ」
「えー、それ昔小説にあったアレみたい笑」
「古っ!!!ははは!!試しにやってみようぜ」
そんな会話をしながら、ツトムがアプリを開き、スタートボタンを押した。
2秒ほど、読み込み画面が表示された。
「タカシは、マサヤの精子を飲め」
「従わない、または4分経っても達成できない場合は、強制的に実行する」
「………何だよコレ?キモ……やめようぜ」
アプリを閉じようとしたが、なぜか画面は切り替わらない。そればかりか、カウントが始まっている。
「スマホ壊れた……?え……?」
何度もアプリをどじる操作をするが、まるで反応がない。
スマホを操作していたツトムは焦りだした。
「え、なにこれ何これ……ごめん変なアプリ出してきて」
「……いいけどさ、なんか不気味。電源落として入れ直してみたら?」
タカシが言った。
「……さっきからやってんだけど、全然ダメ……」
焦りながらツトムがスマホに目をやった。
「あと30秒」
残り時間があっという間に無くなっていく。
「あーーー、、何が起こるんだ……止まれよアプリ……」
「0」
「達成できませんでした、強制的に実行」
アプリがバイブしだし、文字を映し出した。
「……あ!!なに!!!誰?あっ!!!やめろ」
マサヤが暴れ出した。
履いていたスウェットを脱ぎ、トランクスを脱ぎ出した。
そこそこ毛深い太ももがあらわになっていたが、身体は必死に何かに抵抗していた。
サッカーで鍛えた太ももは大きく膨らみ、筋肉がたくさん詰め込まれていた。
「やめっ!!ろっ!!!誰だよ………勝手に手が動く………!!!!ぁあああ」
トランクスが完全に脱げ、下半身丸出しとなった。
暴れるように動く腕が、ずるむけの生殖器を掴み、そして刺激しだす。
「やめてくれよー………ぅううう………何だよこれぇ………」
マサヤは半ば泣きながら、だんだん硬さを増していく自分の生殖器をさらに扱き続ける。
「手が止まらないっ!やりたくない……やりたくないよ」
「こっ、興奮してないのに、チンコが勝手に勃つんだよ!」
「見ないでぇ………!!」
マサヤは今にも泣き出しそうな顔で、手は必死に射精を導いて運動している。
「ま、さ、や」
ギョッとして、涙を目にためているマサヤが振り向くと、そこには息の荒いタカシが寄っていた。
タカシは全裸になっており、チンコはビンビンに勃起し、腹に貼り付けられるほど上を向いていた。
「……まさ……やぁ……………一人で……シコってないで……おれが……チンコ……フェラしてやる……よ………」
目が虚で顔を真っ赤にしたタカシが、マサヤ自身がしごいている最中の棒を咥える。
ジュッジュポ……ジュポ………
ジュル………
「まさや、うまいなぁ、おまえのチンコ………うまいぃいいい」
「イキタイのか?……ケツが、ドクンドクン締まってるのがわかる………ココ、感じるな?……ここだぁーー」
タカシは、マサヤの鬼頭を強く吸い、裏筋を舌で執拗に転がす。
ジュルジュルと音を立てて、マサヤに刺激を加えていた。
「も、も、もう、でそうなんじゃ………ないの………」
「あああっああー……」
マサヤが身を捩り続ける。
太ももがブルブルと痙攣し、腰がひけていた。
それでもなお音を立てながら吸い続ける。
開始から1分もたたないうちに、マサヤは限界を迎えた。
「ぅぅううう……おれ早漏なんだよ……でる……でる……いっちゃぁああああうああうああう!!!!!!」
マサヤは体を一回痙攣させ、精液が放たれるタイミングごとに本能で腰を打ちつけ、タカシの口に精液を出し始めた。
「ぁあああ…………」
マサヤは号泣している。
精を放ったあと、マサヤはだんだんと萎えてくるチンコをそのままにして、下半身丸出しのまま立ち尽くしていた。
「うぅううげええなにこれ………マサヤ……おぇううぅううえええ………」
そして突然正気に戻ったタカシは、マサヤが放った精液を口から溢れさせていた。
「うぇっ……俺もなんか脱いでる……なんでっ……」
すぐにパンツを履き、元の姿へ戻ろうとしていた。
「マサヤ……ほんとにごめんなぁ……これどうなってんだよ………タカシ……お前も本当にすまん………」
ツトムは顔面蒼白のままスマホを見てみると、次の指示があった……
「ツトムの腹筋をマサヤとタカシで潰せ。」
「5分で腹筋の反発がなくなるまで潰せない場合は、2人の腹筋が潰される」
くっ……。ツトムが唇を噛む。
「本当にやられるんだよ」
「くそ……マサヤとタカシ………俺の腹やってくれ………お前ら巻き込んだの俺…だから」
「また何されるかわからない。だから」
「このアプリ何なんだよ……ほんとごめんな」
「ごめんっ!ツトム……俺ら………」
2人は言葉が続かない。
マサヤは、まだ精を放ってダランと戻った性器をそのままにして呆然としている。
「服脱ぐわ」
そう言ってツトムは上のシャツを脱いだ。
ラグビー部なだけあって、肩や胸は大きく発達し、シックスパックがボコボコと浮き出たガッチリした肉体だ。
「見ての通り筋肉はあるから、かなり大変だと思う。で、ここも見てほしい……チンコの付け根まで腹筋割れてるだろ、おれ8パックなんだよ」
「だから、全部脱ぐから、チンコの上まで潰せよ……射精したら悪いけど」
「とりあえず踏んでも蹴ってもいいから、俺の腹筋が反応なくなるまでやるんだ、そうしないとお前らの腹筋が……多分潰される」
「5分で……。どうしたらいいんだ……ツトムの身体すげぇし、俺らそこまで力無いやつがどうやって……」
タカシがいった。
「時間ない、お前ら足強いだろ!俺の腹踏め!俺が叫んでも、吐いても、痙攣しても。踏み続けるんだ。このアプリがいいって言うまでな」
そういって、ツトムは全裸になった。
「……よし、じゃ、そこに寝てくれ。俺らはずっとお前の友達……忘れるなよ」
タカシがいった。
「やってくれ……」
ツトムはそう言って、床に横になった。恐怖からか呼吸は荒く、ハァハァと割れた腹筋が動く。
ドス!!!ドゥ!!!ボムゥ!!!!
「あっあ!!!ふぅうう!!!ぉおおおお!!!」
ツトムの腹筋は必死に硬くなって2人から内臓を守ろうとする。
2人はさらに踏んでいく。
ドス!!!ドス!!!!ドスゥ!!!
ムギュウウウ!!!
グチュルッ!!
「ぉぉおあ!!!」
「すまん……キンタマ踏んじゃった」
ツトムは白目を剥いて、涎を垂れ流しながら痙攣し出した。
だが、それでも構わず2人は腹を踏み続ける。
「ぎゃぁっ!!!ぎぁ!!!がぁ!!!!!いぎぃぃいいい!!!ひぁぁ!」
ツトムのの太い悲鳴が強さを増す。
2人の足には、ボコボコとした分厚く筋肉がはっきりと感じられた。
だが、それはすなわち、このままなら2人の腹筋が潰される、ということでもあった。
(ツトムの筋肉まだ動いてる!!ダメだもっと強く、俺らがやられるっ)
2人はさらに激しく踏み出す。
ガス!!!!!グチャ!!!ドゥム!!!
グチャア!!!グヂャ!!!
「……ぁあ!!!!あ!!!!!ぐぅうぅううううああああああーー!!!!!」
2人は、さらに強くツトムの腹を踏み、そして腹の上で飛び始めた。
ツトムはあまりの痛みと内臓のダメージに悲鳴を上げ、悶えた。
「……ぁっ!!………ぁ………はぁっ!…………あ……………」
ツトムはだんだんと反応が弱くなってきた。
腹筋も反応が弱くなり、柔らかいもの……すなわち内臓をゴリゴリ潰していく感じがした。
「つ、ツトムぅ……ごめんなぁ!!こんなことして、大丈夫か」
タクヤが泣きながら聞いた。
「はぁ……ぅええ………おぅ………まだ俺の腹筋……動く……から……ダメだ、もっとやれ………」
「……お前らがやられたやつより……ま……し」
ツトムは微かな声でそう言った。
もう腹は真っ赤に腫れ上がっている。
だが、アプリはOKと言っていない。
「でも!もう筋肉どころか死にかけてるし!俺らシコられたり飲まされただけだけど、ツトムは腹潰されてるじゃん……もう、俺出来ねぇよ……」
タカシが叫ぶ。
「あと30秒」
アプリが声を発する。
「え……」
マサヤは心臓がギュッとなり、一気に焦り出した。なぜなら、ツトムは弱ったとはいえ激しく呼吸を続けている上に腹筋はまだ硬く、赤く腫れながらもボコボコと盛り上がり、2人の踏み付けから腹を守っているのだ。
「ぁああーー!!!」
「やばいいい!!!筋肉まだ硬いいいーー!!!」
半狂乱のマサヤは、ツトムの腹を力一杯踏み始めた。足を振り上げ、ツトムの腹に踵から落とした!
「あっ!!マサヤもうやめ……!」
タカシの静止もむなしく、マサヤは手加減なしにツトムの腹筋を破壊していく。
「ぉ………おぶううううっ!!!!」
ツトムは苦しそうにうめき、耐えていた。
「腹筋硬くなるな硬くなるなっーーぁああああー!!」
倒れ込みながら膝を曲げ、ツトムの腹にそのまま突き刺す…
……噴水のように血が混じった吐瀉物を撒き散らし、激しい呼吸を繰り返した…
「息するな、するな、するな……とまれ、筋肉っ……早くぅう」
首を絞めながら腹に何回も乗り、圧迫する。
ツトムは苦しみ、酸素を求めて舌を突き出しゼェゼェと大きな音を立てる。
もうツトムは細かい動きができず、大きく手を振ってマサヤを振り払おうとする。
しかし力も弱く、ツトムの全力の抵抗も虚しく肉体はどんどん弱っていく。
マサヤは必死に、ツトムの筋肉を潰し続けた。
そして。
そして肘でツトムの腹筋上部へ全体重かけて乗った時……
ぐちゃっ………
何かが潰れる音がした、筋繊維か、胃か、腸か………。
分厚く、あたたかい筋肉の鎧は壊れ、ツトムの身体にマサヤの肘がめり込んだ。
一瞬、声も出せない一瞬の間に腹筋が硬くなりツトムの上半身が持ち上がったが、直ぐに力が抜け、全身が動かなくなった。
ツトムは口を開け、白目を剥いて呼吸が止まっていた。
首筋はピクンピクンと動いていた。心臓はまだ生きている。だが、全身の筋肉はもう弛緩しきっているようだ。
げっぽ……ごぼ………
ツトムの股間からはあったかい何かが溢れ出た。
そして口からは大量の吐瀉物が逆流している。
腹はヒクヒクと不規則に動いているが、意識はない。
時間が来た。
アプリの表示が変わる。
「指令クリア!やったね!」
陽気な音楽と共に、クリアを祝う画面だ。
異様な空気の中、2人はたたずんでいた。
……ふぁっ………は………はぁ………
「ツトム!!」
しばらくして、2人は何とか呼吸再開したツトムの腹を揺すり、肩を叩く。
だが腹は青く潰れ、肋骨を大きく動かしながら肩と首だけで呼吸を苦しそうに続けていた。
「マサヤか……たすかったか………よかった」
そう言って、ツトムはふたたび目を閉じて失神してしまった……。
無情にもアプリの演出は続いており、エンディングソングが流れ始めた。
「楽しかった王様ゲームも、終わりっ!楽しめたかな?!」
「また遊んでね!ばいばーい!」
「エンディングは、マサヤくんの筋肉丸裸でーす」
そう大きく表示され、勝手にアプリは終了した……。