マサシは言われたまま、エイジの背後に回ってエイジの手を後ろに回してマサシがきつく固めた。
ツトムは距離をつけて、再度右ストレートを放つ。
バチィーーーーン!!
お…おっ…オグぉ……!
エイジの腹にツトムの拳が刺さる。
防御する為腹筋に力が入り、筋肉の形がくっきりと見える。そんな中、エイジの性器はすでに勃起し切っていた。
ツトムは次にエイジの割れた腹筋1つずつに狙いを定め、本気のパンチを繰り出し続けた。体重をかけて、半ば殺す勢いで殴る。
ドムっドムっ!ドムっドムっ!ドムっドムっ!ドムっドムっ!
エイジの腹は真っ赤になってきた。
8つあった筋肉の塊はパンパンに腫れてしまい、上の2つはすでに潰れて下の4つしか見えなくなっていた。
それでもなおパンチから内臓を守るべく、エイジは腹筋に力を入れ続け、拳を受け続ける。
息も絶え絶えに「うぐ…隊長…俺のチンコしこってください…もうイキそう…」とエイジがいう。
ツトムはすぐさまエイジにかけより、性器を優しく扱きだす。するとしごいて間もなく、射精が始まった。
ビューーー!ビューーー!びゅっ…
「精子量1億5702万、精液量7.2ml。240秒排水します。」
や、やりました…とエイジが力なくいう。喋った直後、エイジは嘔吐しだした。
うっ。
ゲボーーー!オェエエエエエエエっ!ウーーーッ…オオオゥエェエエエエエエエ…
水槽内の水に、血液混じりの吐瀉物が広がる。エイジの半ば潰れた腹筋は、嘔吐とともに収縮し、必死にダメージを受けた胃を空にしようとている。
ツトムが「すまん…やりすぎた…。」とエイジにいうと、痛みの中でニヤッと笑いながら「いや…最高に…気持ちよかったです…ゲホっ…」と言った。
徐々に水位は下がり、くるぶしの少し上くらいになってきた。後もう少し…あと少し…
そのとき、「あと3分です。」無情にも、残り時間がわずかなことを人工音声が告げる。
クッ…!ツトムは唇をかんだ。もう無理だ。これほどまでに自分の無力さを感じたことがあっただろうか。
そんなツトムを横で見ていたタクヤがいった。青く変色した首をさすりながら、真っ直ぐツトムと正対して話し始めた。「隊長…俺は…この部隊に配属されて幸せでした!ここで死んでも…尊敬できる隊長に出会えてよかったです!」
他の隊員も口々に思いを述べた。
「すまん、みんな。万事休すだ…」
そんな時、ボスがスピーカー越しに声をかける。「おや?お前たち。諦めたのか?フハハハハ!お前たちの身体能力をギリギリまで見極めた上での拷問だよこれは。いい按配だっただろう。私は最後まで楽しめたなぁ。だが…そこの隊長さんよ。みんなを助けたいか。…どうだ?」
「当たり前だろう!」
ツトムは即答し語気を強めた。
「そうか…。今までなかなか楽しいショーを開いてくれたから、お礼をしてやろうと思ってな。そこの猿のオモチャのマネをしたヤツも、なかなか愉快だったからな。ワハハ!」
「ヒィッ…!ゆ、ゆ、許して…ください…」
ヨシオは涙を流して震えながら、筋肉質な体でツトムの後ろにビクビクと背中を丸め、隠れた。
うガァーっ!一瞬、ヨシオが暴れた。
丸まった体が跳ね、その場でゴロゴロと転がった。
それが収まると、さらに大声で泣き喚いた。
「ああああっー!いやだぁーこわいよおーっ!隊長ぅー…おててつないでぇー…」
「おっと失礼。間違えてボタンを押してしまったわ。…なるほど精神が壊れてしまったか…。ノコノコとわがテリトリーに入ってくる…お前たちの犯したリスクはそれほどのことだ、ということだな。」
「さて、そこの隊長さん。お前で楽しませてみろ。私が満足したら…だがな、命は助けてやる。…どうだ?」
ツトムは覚悟とともに、大きく首を縦に振った。…俺の体はどうなってもいい…。こいつらは助けるッ!
「よし…。ではいくぞ。水は一旦止めてやる。全部排水だ。」
水槽のアクリル壁に、ヨシオがそうだったように心拍数を表す数字が表示された。
148。これから何が起こるのかという緊張により、ツトムの心臓は、確かに自身の耳からも聞こえるほどバクバク言っていた。
「お前たちの入っているそこの壁に出てる数字は、隊長さんの心拍数だ。最後ゲームオーバーのとき、まず隊長からこの世にサヨナラしてもらう。簡単に言うと、そいつの心臓を疲れさせ切って止めてやるんだ。苦しいぞ。隊員のミナサマが尊敬する隊長サマの最期を見届けられるようにしておいたぞ。フハハハハ!」
「隊長さん、まずお前自身が1回射精しろ。それから他の隊員の性器を順番に全員しゃぶれ。そして勃ったやつを最後までイカせろ。お前がしゃぶり始めてから8分以内にイケない奴がいた時点でゲームオーバーだ。どんな手を使ってもいいが、自死は許されんからな。隊員のミナサマ、隊長の心臓がせいぜい止まらないように射精してあげろよ。フハハハハッ!…では余興の時間だ。フハハハハ!」ボスは愉快そうに話し、静かになった。
「クッ…!完全に俺たちを弄んでやがる…!だだがここで終わるわけにはいかないんだ。」ツトムはまだ気持ちが切れてはいなかった。だか、どうしたら…。
隊員たちは口を揃えて言った。
「隊長ー。もうやるしかないです!俺らのことは心配いらないです!」
続けて、先ほどの腹殴りにより腹部を真っ赤にしたエイジが言った。
「隊長、おれ、昔どうしてもイケない客が来た時にダメ元で試してたことがあるんですけど、まずそれやらせてください。ずっと射精してる隊長のチンコ、結構弱ってると思うので。」
ツトムはおう。とだけいい、エイジの前に立った。
「どうすればいいんだ?」ツトムが聞く。エイジは無言でひざまづき、慣れた手つきでツトムの睾丸を揉み始めた。恐怖と度重なる射精により硬く張ってしまっている睾丸を丁寧な手つきでほぐしていく。
やや小ぶりな睾丸をクリクリと少し圧をかけ、指を滑らす。片方ずつ丁寧に…。
「ウッ…痛ッ…」射精時に睾丸を引き上げる筋肉を揉みほぐした瞬間、ツトムは少しだけ呻いた。
その後、しばらく揉みほぐしたことでようやく少しずつ硬さが取れてきた。すると、ツトムの性器もあわせて勃起し始めた。
「隊長、勃ってきましたね!さっき痛かった所がほぐれると、ビンビンになるんです!どうします?この後は自分で?」
「いや…俺がやるよりお前にやられるほうが気持ちいいんだ…頼む、最後までイカせてくれないか。」時折、快感に体をピクつかせながらツトムがいった。
「はい!」
エイジはツトムの性器の先を、左手の親指でコロコロと転がした。ピクピクと性器に力が入り、続けていくと我慢汁が少しずつ出てきた。
そのまま裏筋を人差し指に引っ掛けるようにして擦る。エイジの腕の上腕二頭筋が屈曲し、ボッコリした力こぶがツトムへの動作のたびに収縮を繰り返す。
「はぅっ……ウッ…」
ツトムはぎゅっと目を閉じて歯を食いしばる。
エイジはそのまま右手でツトムの乳首を弄りだした。
分厚い大胸筋が乳首に触れるたびにピクピクと収縮し、声を押し殺しながらも次の刺激を求めていた。