とある国では、毎年1月1日に無作為に地域ごとから18歳の男子1名が選出され、その年の地域への交付金が決定する。
この回は特殊で、Z地区の青年が1人だけ検査室に呼び出された。
検査官「君の地区における検査は、腹部への電気刺激の耐性検査だ。時間がかかるため、1人ずつの検査となる。安全を期すため、心拍計をつけさせてもらう。」
この青年はエイジといい、身長は189センチと大柄だが筋肉はなく、ガリガリで猫背により背中も曲がっているような虚弱体質の男だった。
検査官「ではエイジ君、ここに入って」
エイジは、X線を撮るような機械室に入った。そして検査が進み、結果がアナウンスされる。
「筋肉量、レベル1。心肺機能、レベル1。生殖機能、レベル4。」
検査官「今からは、きみの腹部に強烈な筋収縮をもたらす電流を流す。痛くないように特殊なパルスだ。これを1時間やってもらい、どこまで筋肉が耐えられるかを検査する。では、このベッドに寝てくれ。」
エイジ「はい………。」
俯き加減になってボソボソと返事をし、ベッドに横たわった。
心拍計は127を表示していた。
言葉にはしていないがかなり緊張しているようだ。
検査官「では始める」
電流が流され出した。
エイジの腹筋は急速に収縮し、高速で痙攣し始めた!
エイジ「………ぅあっ!!あっ!!!あ!!あ!!!あ!!!」
薄い腹筋に貼られた電極が通電するたび、エイジの腹がピクピクと痙攣する。
恐怖からか、エイジは些細な刺激に敏感に反応していた。
検査官「こういう刺激だ。わかったかな。….では今から本番だ」
エイジ「オッ!!アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!!……あっ!!…」
上半身がものすごい勢いで起き上がり、45度の傾きまで持ち上げられた。
その状態で小刻みに揺れていた。
エイジの腹筋はいくらか盛り上がっているが、そもそもの筋肉量が少ないため割れては見えない。
筋肉の疲労に伴い増大する酸素要求量に対応するため、息が上がり心拍数も上がる。
ハァッ!!ハァッ!!と、激しい呼吸にかわってきた。
普段から運動をしていないため心肺機能が発達していないのもあるようだ。
心拍数は165に上昇している。
・・・1分経過・・・
腹筋が徐々に疲労して、45度を維持できなくなってきた。
エイジは滝のような汗をかいて、呻いている。
検査官はさらに出力を上げた。
エイジ「ウギャアーーーーーッ!!!腹が裂ける裂ける!!!!骨がぁいたいーーー!」
初めて大きな声を出して叫んだ。
腹筋は更に収縮し、今まで見えていなかったシックスパックが見えはじめてきた。
そして身体は45度の角度に戻り、小刻みに揺れ始めた。
と同時に、あまりの刺激が生殖器にも伝わったのか徐々に勃起しはじめた。
身体とは反対に、勃起すると19センチはあろうかという立派なものだった。
検査官「おや、勃起しはじめたか。なかなか元気がいいな。きみは最近オナニー、したか」
検査官が、質問してくる。
エイジ「あっ!!!あーーーっ!!!ハァッハァッハァッ!!!してない!!!!ハァッハァッ!!!」
息も絶え絶えに、必死の状態で答える。
検査官「そうか、ではここで射精もしてくれ。その精子もついでに評価に入れることとしよう」
そういって、手元の機器を操作し出した。
すると、エイジの性器はさらに激しく屹立しだし、睾丸が射精位置に移動しはじめた。射精神経を強烈に刺激されているようだ。
エイジ「ガァーーーー!!!……あーっ。あーーーいく………!!」
ビューーーー!!!精液を5回ほど顔まで飛ばした。
射精中の心拍数は192を記録した。
検査官「射精は9回。飛距離は48センチ。射精筋群は発達しているようだな」
最大出力のパルスを受け続けたエイジの貧弱な腹筋は、もうほとんど力を失っていた。
急激に上半身は支えられなくなり、ベッドに横たわった。
なおも、腹筋はパルスで収縮を続け、ビクビクと腹の中で収縮を繰り返している。
エイジ「ハッ!!!ハッ!!ハッ!!!!!いきっ!!が!!!出来ないです!!!!ハァッ!!!ハァッ!!!」
目を白黒させながら、エイジは必死で訴える。
まだ呼吸は肋間筋などを用いて肺を膨らませられているので不自由はないが、腹筋の収縮により強制的に息を吐いてしまう。
検査官「我慢して。もう少しだ。ではもう1つ器具をつけて、出力を2倍にする。」
そういって、ビクビクと動く腹にもう1セット器具が装着された。
そして、出力を最大まで引き上げられた。
エイジ「ガッ!!ガッ!!!あっ!!、あ!!、あ!、!、」
腹筋は更にシックスパックがはっきりと見え始め、まるで鋼のように硬くなった!電流がさらに強くなったのか、大胸筋までも収縮し始めた。薄く張り付いている胸の筋繊維が強調され、筋肉の形が浮き上がる。
心拍数は、少し下がって174となっていた。
身体も再度45度まで起き上がり、勃起したままの性器がヘソに張り付いていた。しかし、エイジの腹筋の筋繊維はもはや疲弊して動かない状態となっていた。
力尽き、徐々に上半身は倒れていった。
エイジ「あっ…あっ…はっ…ハァゥ…」
2セットの器具が装着された腹筋はバキバキのシックスパックが露わになっており、ボコボコと収縮を繰り返していた。
極度の筋肉疲労によりパンプアップし、本来の筋肉よりも1.5倍ほどの大きさになっていたため、腹筋の区切りが浮き出ていたのだ。
エイジ「おっ……れの……腹筋…全く力が…は…いらない…た…お…や…めて…」
エイジは泣きながら、筋肉の収縮により勃起した性器を震わせて叫んだ。
検査官「何をいってるんだ。まだこれからだよ。チンコが立つ元気がまだあるじゃないか。」
エイジ「ひぃっ…助け…て…ぇ…………」
検査官「一旦電気刺激は終わりだ。つぎは、その腹部の皮膚を特殊な装置で剥がして筋繊維を調べる。」
エイジ「……うわああああっ!やめてっ!お願いします…えぐっ……。」
落ち着きを取り戻しかけていた心臓は、182まで心拍数が跳ね上がった。
検査官「ではいくぞ。」
腹を特殊なレーザーで照射すると、みるみるうちに皮膚がふやけてはがれはじめた。
そして、腹部からはピンク色の繊維が露わになった!
エイジ「うわぁーーーーやめてっ……お願いします!!なんでも聞きます!!オナニーしたらいいですか!?あなたのチンコをしゃぶればいいんですか!?ハァッハァッ!!!」
エイジの心拍は180を常に超えていた。
検査官「少し静かにしなさい。検査が終わらないぞ。まずは筋肉組織に対する精液の反応からだ。筋肉の上に射精するのだよ。」
検査官は、先ほどの機器のスイッチを入れ、エイジの射精神経を強制的に刺激する。
エイジ「いやだぁーーーーっ!いきたくないっ!いきたくない…いきたくないっ!!いっ!!あっ!!…………あ……あ」
必死に脳内では違うことを考え、オーガズムを遠ざけようとしたが、結局は腰を振りながら射精してしまった。
その結果、むき出しの筋肉の上に精子がドバドバと落ちていく。
エイジ「い…………いたいーーーー!!!ガァーーー!早く流してェーーーー痛いッ!!!痛いッ!!」
激しくのたうちまわりはじめた。
むき出しの臓器に刺激のある液体が直についたのだ。
身を文字通り切り裂く痛みがエイジを襲う。
眺めてみるとエイジの腹の筋肉は非常に貧弱で、通常の同年代男子は2センチ以上の腹筋の厚みが存在するが1センチ程しかなかった。
また、腹筋は美しく対称に8個に割れていた。
あまりに薄く、その後ろにある腸や胃、肝臓の姿が見えるほどだった。
暴れるたびに、弱り切った腹筋が痙攣し、精液を攪拌する。
そして、精液は時間が経つと粘性を失うため、筋肉内部まで浸透していった…。
検査官「自分の腹筋を生で見た感想は?こんなこともうないぞ。」
エイジ「あーーーイテェーーーー!!!助けテェおねがいっ!!精液をはやくながしてよーー!!」
検査官「おい聞いてるのか」
なおも、エイジは腹をむき出しにして暴れ続けた。
検査官はイライラした様子で、エイジの激しく動き続けて露出している心臓を掴み出した。
「テメェ黙れよ…。感想を聞いてるんだ」
エイジ「ヒィッ!!ハァッ…あっ……心臓は…やめて…すみません…!!とてもっ…弱っちい筋肉…です…ピンクで…割れてました…ガッ…ぁ……」
検査官「他には?」
エイジ「は、は、8個に割れてました…息をするたびにピクピクと動いて…ます…ハァッハァッ……おねがい…心臓潰さないで…やめてください…」
の手の中で、心臓は狂ったように鼓動していた。
8個に割れた腹筋がボコボコと動き、肉体の限界を超えた反応を示していた。
その時の心拍は207を示していた。
検査官「俺のチンコも勃ってきたな。何年もこの検査をしているが、ここまで腹筋が貧弱で弱そうな身体のやつは初めてだ。このチンコを挿れてグチャグチャにしてやりたいな………」
「………おっと、独り言だ。ははは」
検査官「よし。これで検査は終わりだ。すぐに戻すから待ってろ。」
筋肉を洗浄し皮膚はすぐに元に戻され、エイジは元あった肉体に戻っていた。
ただし精神ダメージを除いて…。
そして検査が終わり、評価が言い渡された。
「この苦痛を乗り越えたことを認める。評価はAだ。」
「ただしこの後私のところに来て、私と腹筋のトレーニングをしよう。ハハハ……」