腹責めされる男たち

腹責めで地獄の苦しみを味わう男は呻き声を上げて腹筋を痙攣させ、責められ破壊されていく・・・

腹責め

腹責めに耐え続ける男

投稿日:2019年2月27日 更新日:

ドゥム!ドゥムッ!バスッ!
という腹部への衝撃音の合間に、フッ…!ウゥーッ…!という息を止めて腹筋に力を入れ、それに耐える男の声が聞こえる。
とある広い一室で、上半身裸にされた男が身長190センチ、体重130キロはあろう大男に、何度も何度も腹を殴られていた。
「あぁ…もう鍛えてないからなぁ…腹、どうか持ってくれ…っ」男はそう心で強く思っていた。
男の名前は浩(こう)。33歳、173センチで体重67キロ。細身で精悍な顔立ちをしているが、少しお腹が出ている中年太りの一歩手前の体型だ。大人になってから特に運動はしていなかったが、学生時代はテニス部だった。昔は腹は8つに割れ、無駄な脂肪もなく自分でも鏡で確認したくなるほど美しい肉体を持っていた。今でも俊敏性にはそこそこ自信はあるが、パワー系ではなかった。
浩は、柱に両手を後ろ側で括られ、脚も柱に固定された状態で寄りかかって立たされていた。何度か手を解こうと上半身を揺するが、三角筋や腕、胸の筋肉がピクピクと収縮することが皮膚の上からわかるだけで、縛られた箇所はビクともしなかった。既に、ややたるんだ腹は真っ赤に変色し、所々薄く血が滲んでいる。
必死に腹に力を入れて、幾度となく発せられる大男の打撃に耐え続けていた。…あの一瞬までは。
ドゥウウッ!
大男の、不意に放たれた猛烈に強いパンチが浩の緩んだ腹筋を直撃するまでは。
ハッ……ウゥッーーーー!「…えっ……?なんだ…?」
浩は、目を見開き、声が出せない口を思いっきり開け、全身の筋肉を硬直させて衝撃を受け止めていた。浩のたるんだ腹であっても8つに割れた腹筋が見えるほど、一瞬遅れて腹筋が収縮していた。しかし大男の拳は、浩の脂肪を超え、腹筋を超え、内臓を超え、背骨に到達するかのごとくめり込んでいた。
浩の横隔膜はすぐさま激しい痙攣を起こし、しばらく呼吸活動が停止した。時間にして5秒、浩は地獄の苦しみを味わっていたのだった。
体からは脂汗が吹き出し、脚には力が入らなくなった。縛られているため倒れられず、大男の拳が抜かれた後、体が前に斜めになりブラブラと揺れ始めた。いまにも吐きそうな気持ち悪さと猛烈な苦痛の中で静かに悶絶していた。
大男は、間髪入れずにその悶絶している浩の腹めがけて力いっぱい腰をひねり、回転を乗せたローキックを放った。
バチィーーーーン!
衝撃音とともに、浩の腹に大男の足が食い込む。
あ…ああああ
浩は、頭が真っ白になり何も思考できなくなった。息はできない、痛い、気持ち悪い、痛い、吸えない、吐けない…その苦しみの感情だけがさらに強く反芻される。
「あ……あ……。死ぬ…腹に力…はいらな…い」浩はぼんやりと言葉を頭に浮かべていた。
大男は、なんども太い筋肉質の脚から繰り出されるキックを放ち、浩の弱り切った腹にダメージを与える。
バチッ!ダンッ!バチィッ!ゴゥッ!ドンっ!激しくなんどもなんども蹴る。
…ぐっ…ぐっ…うっうっ…!
「やばいぃ…は、は、はきそうだ……けど、まだ……」浩は朦朧としている意識の中、必死で耐えていた。
その後何十回と蹴られ、ある時浩の体が大きく上下に動き、オェェェーーッ!という絶叫に近い呻き声を上げた。
その直後…
ッゲボォーーーッ!
ついに、耐えきれずに浩が激しく嘔吐した。たるんだ腹の奥底にある腹筋を激しく収縮させ、胃を押し上げた。びちゃびちゃと口からは吐瀉物が激しく吐き出され、胃の内容物を猛烈な勢いで出し続けた。それでもなお、大男は浩への蹴りを止めずに蹴り続けている。浩の腹はもはや紫色に染まり始めていた。
ゲェーーーーーーッ!ウップッ!ドムゥ!バチィーーーーッ!うえぁえええぇーーーーーー!ゲェーーーーーーッ!
けられる音と嘔吐が混ざりあい、さながら壊れたリズムマシンのようだった。いよいよ浩は吐くものがなくなり、足元の吐瀉物の池に向かって空嘔吐を繰り返すようになった。腹筋も疲労がたまり、嘔吐する力も弱々しくなっていた。しかし呼吸だけは激しく、汗だくでハァハァと腹を上下させている。
大男は蹴るのをやめ、厚い丈夫なコルセットのようなベルトを持ち出した。慣れた手つきで浩の腹に巻き、青黒く傷つき、激しく呼吸を繰り返す腹を徐々に締め付けていった。
「ぐおおおおお…苦しい苦しい…息ができねーよお…おおおおお…」浩はさらなる苦痛を心で叫んでいた。
しばらくすると浩は耐え難い苦しさを覚え、弱々しく体をねじり抵抗しようとし始めた。大男はしかし気にせず、どんどんと締めていく。
浩の腹はどんどん締め付けられ、行き場を失った内臓が肋骨を押し上げ、肋骨が広がっていく。どうにか締め付けを回避しようと、浩は腹に目一杯力を込め、息を反射的に吸って腹筋を固めている。
しかし抵抗も虚しく締め付けの力にはかなわなかった。締め付けにこらえきれず息を吐き出してしまい、その後肺は膨らむスペースを失い始めた。浩は悲鳴を漏らす。
ッッ!ウーーーー!ィィィイッーーーー!
浩は、更に腹圧を高め、ギリギリ締められる圧力に何とか抗おうとするが、浩の運動不足でぽっこりした腹はもう限界だった。もはや力を入れようとしても、ピクピクと震えるだけで役に立たなくなっていた。そして、ウエストは40センチほどにまで締め付けられた。
浩の腹にあった腸や胃は中身が押しつぶされ始めた。満たされていた空気やガスがげっぷとなり、ゲーーッガーーーッ!と奇妙な音を立てて口から絞り出されていく。息を吸うにも、肺の膨らむ余地がない。息が吸えないことで、浩は完全にパニックに陥り、激しく暴れ出した。
手足を左右にねじり、首を振り、暴れる。必死な甲高いハァハァと浅い呼吸音と、柱と体がぶつかる鈍い音だけが響く。体力だけが消耗していき、さらに呼吸が困難な状態に近づいていく。
大男は、締め付けが終わったベルトをそのままにして、次は胸にもベルトを巻き始めた。浩の顔が絶望に変わる。そのまま、気にせずにギリギリと締め付けていく。
ゥゥゥゥッ!カハァーーーーーー…
暴れていた浩の肋骨はみるみるうちに変形し、体の隙間という隙間に臓器が移動し始めた。もはや可動スペースはほとんど存在せず、ギュウギュウと締め付けられる。
ッッッカァーーーーービィァァァアァィィィィィイッ!ハァーーーカハァーー!ブォアーーーー!
身体中の筋肉を使って、なんとか呼吸を続ける浩。筋肉の力だけで肺を無理やり動かす。その間も、大男は浩の胸を締め上げ続ける。両手足を、必死でくねらせて解こうとするものの抵抗出来てはいなかった。浩の顔はもはや人のそれとは思えないほどに引きつり、目は血走り、舌を突き出し口は大きく開かれよだれを垂れ流していた。心臓の鼓動にあわせ、首筋や舌がビクビクと動く。体も心拍数にのってゆらゆらと揺れている。
…ぁああーーーーー苦しいぃぃぃ
ゃぁめてーーー
あぁ…浩はついに喋ってしまった。借金を返済するため、見世物小屋に連れてこられた浩は、喋らないで30分のショーを終わらせたらチャラにして貰う約束だったのだ。
浩は経過時間28分にして、その約束を破った。
「はい残念でしたー!247番の方、惜しかったですねー。」
急に明るくなり、軽快なダンスミュージックとともに元気なアナウンスが流れた。
しかし浩は、そのままさらに締め付けられる。
やっ

てぇ
微かな声を絞り出し、浩が懇願した。
しかし、締め付けは止まらない。
ばき。ぼき、ぐちゃ
ついに肋骨が折れる音、内臓が潰れる音がした。浩は顔面蒼白になり、口をパクパクさせた。3度ほど大きく痙攣した後、小刻みに体が揺れ始め、アガアガ…ググゴゴ…と意味のない声を無秩序に発し始めた。ようやくベルトが外され、医務室へ担架で運ばれた。
浩の体の形はいびつに変形し、血まみれの背中からは肋骨が突き出ていた。しかし、微かな呼吸だけは感じることが出来ていた。
浩がこの後どうなったかは、誰も知らない。

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