「……さて、つぎはどこがいい?」
「……げほぉ……がふ………もう嫌だ……はあっはあっ………」
「まだ借金2パーセントしか返せてないんだぜ。甘えた口聞くなよ。つぎは、そうだな。お前の大事な……股間だな」
男は、かろうじて下着をつけたままのツトムの股間を手ではたく。
「やめッ、!」
ツトムは反射的に身をよじらせた。だが意識は朦朧とし、体は言うことを聞かない。
「なぁ、精液って知ってるか?」
「………しってる」
「どうやったら出るんだ?」
「……しこるか………セックス……じゃないのか」
「そうだよな?普通ならそうだな。だが、お前の精液は………無理やり出してやる」
「ど……どういうことだ………」
「前立腺に電流を流してやる。体内の精液を全て出してから、お前のその立派なチンコをちぎって頂くことにする。」
有無を言わさず、男はツトムの肛門に金属の棒を突っ込んでいく。
「うぉあ……やめろ!」
ツトムはじたばたと暴れる。尻に力を入れて、棒の侵入を抑える。
男はツトムの金玉を強い力で握りしめる。
コリっ……という音がするくらいに。
「………はぁうッ!!!………や………め……」
ツトムは、おとなしくなった。
ではいくぞ。
スイッチが入り、ツトムの体内に電流が流れ出した。
「……っ!……おぁあっ!!ハァッ!!!」
「ぁぁぁぁああーーー!!!………ぎ………いゃあぁぁぁぁああーーー!!!」ツトムの前立腺は激しく収縮し始め、強烈な快感がツトムを襲う。
同時に脳にも射精信号が強制的に流れる。
勃起しない性器から、強制的に射精が起こる。
それを、男たちは透明のシャーレに入れていく。
「よく出るな……。どこまで出るかな?」
通常の射精は、筋肉の収縮に合わせてドクンドクンと0.7秒ほど間隔をあけて精液が発射される。だがツトムはジャアジャアと断続的に発射していた。
当然射精の為の筋肉運動は起こっていたのだが、前立腺からの分泌が限界を超えて行われているため、次から次へと精液が溢れ出てくる。
「うぎっ………ぎ………」
ツトムは体をそらせて硬直している。
あまりの快感に何も考えられなくなっていた。むしろ、この感覚が長く続けば良いとさえ感じていた。
15秒もするとさすがに精液は出なくなり、筋肉だけが律動する状況になった。
「弾切れか。出力を上げろ。」
「……ぎ………ぃぃいいぎゃぁあああああ!!」
快感はもはや無くなり、強制的な電気信号による痛みがツトムを襲い始めた。
空になりかけた前立腺はさらに分泌液を送ろうとする。
ドクンドクン、と2回ほど精液が出た。そして、もう2度と出なかった。
「こんなもんか。17ml。」
これを持ってけ。男はそう言って尻から金属棒を抜き、シャーレを横にいた男に渡した。
「じゃあ、本命いくぞ。こいつには今までいろいろお世話になっていただろう。お礼を言っとくんだな。」
男たちはナイロンで出来たやや太くて透明な紐を用意した。
それで、ツトムの睾丸と性器の付け根を何重にも縛っていく。
徐々に、局部は鬱血し始めていく。
「ぁあああやめろ……やめろぉ……」
ツトムは弱々しくも必死で懇願する。
「なぁに。一生分の快感と精液出しただろうが。もう観念しろ。」
徐々に締め付けが強くなる。
「ぁああーー!!い……たいっやめてぇ………お願いします………いやだ………お願いします取らないで……!!」
ツトムは腰を上下に打ち付けて抵抗する。
だが体には力が入らず、側から見ていると痙攣しているだけに見える。
どんどん締め付けが強くなり、性器が強制的に弱くだが勃起しだした。
「この大きな金玉から出るホルモンが、お前の筋肉を支えているんだよ。だがもう終わりだな。ガリガリの男に変わるんだ。……まあ、その前に筋肉はいただくがな。ははは」
「うっ………ぎゃぁあああああ!!いたいいいいいーー!っ!!!!ぎゃぁああガァアあ!!」
いよいよ赤黒く変色した局部は限界を迎えた。
ツトムも力の限り暴れるが、締め付けは止まらない。
「よし、千切れ。」
男は状況を見て、指示を出した。
男たちが力の限り紐を左右に引っ張る。
「アーーーーーー!!!!ぎゃぁあああああ!!いてええええええ!!!!!ぎゃぁあああああ!!」
ツトムは必死に叫んだ。腹筋が強く収縮し、10個の割れ目がクッキリと浮き上がる。
尻の筋肉を目一杯閉めて、千切られないように必死に筋肉を硬くして防御する。
ぶち………みち……………べり………
みちゃ………
ごろん
ツトムの性器は、むなしくも床に転がった。
性器のあった場所からは、液体や尿、血が大量に出始めていた。
ダラダラと垂れて、あたりを汚す。
「止血しとけ」
男は紐を持った男たちにそう言って、局部を止血させた。
「ツトムさんよ。ほらこれがお前のチンコだ。よく拝んどけ。お前が身勝手に作った借金を返してくれるってよ?」
「あん………あが…………がげげご…………あ………」
ツトムは激痛と肉体へのダメージで硬直していた。目を見開いてヨダレを垂れ流し、ただ痙攣してはち切れんばかりの全身の筋肉をビクビクと力強く揺らしていた。