腹責めされる男たち

腹責めで地獄の苦しみを味わう男は呻き声を上げて腹筋を痙攣させ、責められ破壊されていく・・・

全身 窒息

海水浴をしている男2人

投稿日:2019年2月3日 更新日:

彼岸を過ぎた頃、残暑がのこる気温35度。14時頃か。
とあるビーチで茶髪でさわやかな男が2人組で泳いでいる。

一人は短く刈り上げた髪型で精悍な顔立ちだ。
程よく発達した肩や胸に加え無駄な脂肪がほとんどない逆三角形の体をしている。
笑うたびに腹筋が収縮し、エイトパックが浮き出る。
もう一人やや長身の男は黒髪で肩くらいまで伸びている。
体は細く、中学生のような肉付きだが手足は長くスタイルはいい。

水平線を眺めているうちに、慌てて2人とも海から出てきた。
クラゲに刺されたらしい。2人とも足が赤く腫れている。
救護室に2人を連れて行き、特に手当てすることはできないのだが、患部を冷やしてやる。

ついでに、わからないように2人の胸にゴム製の耐水テープに留められた小型集音マイクを貼り付ける。
あまり見かけない、水と電気を通さない0.1mm四方で設計された小さいマイクだ。

「すみません、助かりました・・・」
「ありがとうございました・・」

処置が終わると2人は丁寧にお辞儀をし、救護室から出ようとしている。
ちょうどドアの手前で、来室の記録を残すため名前を記入している最中だ。
この後、また泳ぎ始めるのかな?と考え、2人を海に落とすことにした。

この救護室は小高い場所にあるのだが、その床の下には海水が溜まっている。
自然の海ではなく、人工の海のプールだ。気ままに泳いだり、魚を飼ったりして時間を潰す空間だ。

幸い、いまは何にも使っておらずきれいな海の水だ。
手元にある赤いスイッチを押し、2人を下にある”海”に落とす。
バラエティのドッキリ番組のように、床が開いて一瞬で落ちる。
スポンジが敷いてあるわけもなく、そこは海だ。

ドボォォォーーーン!!!

2人は落ちた。
急なことに2人は何が起こったかわかっていないが、落ちたことは早くも認識していた。

垂直に落ちた体勢のまま、平泳ぎのように腕を掻き、ガボガボと泡を吐きながら上へ上へ上がろうとしている。
ちょうど、”海”と救護室の床の間は70cmほどの隙間があり、かろうじて頭を出して呼吸することができる空間が存在する。その空間に・・・早く到達したい。
救護室にあるテレビはモニター代わりでもある。

リモコンの入力切替ボタンを押し、床下の海が見えるHDMI-1入力 を選択する。
テレビには2人が必死になって泳いでいる姿が真横からわかりやすく映っている。

どうにか水面まで到達し、息ができているようだ。

人体が耐えられる電流の強さって20mA程度らしい。
だいたい2秒間電流を流すと、心臓が不整脈を起こし始めたり身体中が痙攣を始める。
手元にある黄色いスイッチを押すと、20mA の電流が0.5秒流れる。
もともとは、ここで大規模な実験をするための装置で、真水であるかどうかの判定を行うためのものだ。

真水(蒸留水)は電気を通さないため、そのチェックを行えるのだ。
海水は不純物(塩化物イオンなど)を多く含むため、容易に電気を通す。
・・・・スイッチを押してみた。

「アガガガアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

一瞬だが、2人の悲鳴が聞こえた。
でもこの程度の電流であれば、痛みだけしか感じない。

もう一度押してみた。今度は長く。
今度は沈んでいく2人がテレビに映っていた。
全身をくの字にして硬直させ、目を見開きながらなすすべなく沈んでいく2人が映る。

電流により意図しない筋収縮が発生するため身動きが取れないのだ。
この海は結構深く、3mほどある。
2人はそのまま、3mの底にゴロンと転がる。

スイッチから手を離し、電流をストップする。
すると、徐々に通電電流が減衰していき2人の体に自由が戻る。
多分激痛なのだが、息をする方が優先のようだ。
必死に上へ上へ泳ぎ、呼吸を確保する。

「・・・スゥーーーーーッ!
ハァっハッハッ・・・・・ゲホッゲホ・・クッ・・・・あああ」

息をすることで必死のようだ。
黒髪の男は泳ぎがあまり得意でないのだろう。無駄な動きが多く、体力の消耗が激しいようだ。

貧弱な三角筋や大円筋を精一杯動かし、なんとか浮いている。
2人の胸につけた集音マイクに接続されているスピーカーの音量を上げる。

ドクンっ ドクンっ ドクンっ・・・
ドッドッドッドッ・・ドドドドッドッドッ・・・・

という明らかに拍動スピードの違う2種類のリズムが救護室に流れる。
その波形を受信する心拍数が横のモニターに表示される。118と159。
鼓動の早い方は、やや不整脈気味だ。心臓に負担がかかっているのだろう。
ふたたび黄色いスイッチを10秒間隔でポンポン押していく。

「あああああーーーー!!!!!!!!!いてええぇ・・・ハァー ハァ・・
「イギィーーー フーーーーッ・・・ゲホゲホっ フゥーーーーッ!

よく喋る2人だ。

体が痙攣して沈む前に、スイッチは押すのをやめる。
最大限浮力を確保しようと、2人の肺は最大限膨張している。
肋骨が膨らみ、腹部が相対的に細く見える感じだ。
沈まないように水を掻く動作によりピクピクと筋肉の収縮が見える。

特に茶髪の男は、鍛えた上腕二頭筋や三角筋が筋張って収縮して腕を動かしているのがわかる。
黒髪の男はいよいよ体力の限界に近づいてきたようだ。

顔を水面から出すので精一杯で、動作が単調になってきた。沈みかけると必死で浮く。疲れて徐々に沈む・・・の繰り返しだ。浮く反動で沈んでいる。もう少し力を抜けばいいのに・・・。
スピーカーからは相変わらず騒がしいリズムが流れている。

ドッドッドッドッドッ・・・・・・
ドドドドドドドド・・・・・・
心拍数のモニターは、170と192を示す。

黒髪の男の海パンが膨らんできた。
どうやら勃起しはじめたようだ。極限状態で射精することはよくあることだ。まだそこまでは行っていないが、それに近い状態になってきているのだろう。
バチャバチャと水の音が激しくなってきた。
同時に、黒髪の男の呼吸に異変が出てきた。

ヒューーーーーッ!ヒューーーーーッ!
ゲホオオオオッ ゲホゲホッ
ヒューーーーーーーーーーー!

どうやら溺れ始めたようだ。正常に息ができていない。
先ほどよりもさらに暴れているが、体が浮いてこず徐々に沈み始めている。泡だけがバシャバシャと巻き起こり、無駄な運動がさらに大きくなる。
筋肉疲労により、足がつったようだ。もうこれでは水面に顔をだすことを維持できない。

スピーカーからは悲痛な叫びが聞こえて来る。
ドドドドドドドドドドドドドドドドド

この男の心臓が持てる力をすべて使い、身体中に血液を循環させている。
このままでは、もたないな・・・・。
黒髪の男をすくい上げ、毛布をかけて救護室の個室ベッドに寝かせる。
意識はなく、ぐったりと横たわっている。ハァハァと胸を上下させ、大きな息を繰り返している。

幸い、水も大して飲んでおらず、暫くしたら回復するだろう。
茶髪の男も依然必死に浮いているのだが、徐々に疲労が出てきたようだ。
顔から表情がなくなり、浮くことだけしか考えられなくなってきている。

黄色のスイッチを再度押す。
今度は3秒ほど継続して、だ。
1秒立たないうちに、茶髪の男の体がくの字に硬直し、沈んでいく。
腹筋が異様に収縮し、バキバキに割れた状態になっている。

首の筋肉もすべて収縮し、必死の形相になっている。
足も大腿四頭筋の筋やふくらはぎの筋がくっきりと浮き出ている。
この茶髪の男がまとう筋肉組織をくっきりと拝むことができる。
しかし、ここまで収縮が強いならさぞ激痛に耐えているのだろう。
スピーカーの心臓の音にも変化が現れた。

ドッドッドッ・・・・・ドドドドドドドドドドドドドッドドドドドドッッッドッドドド・・・・
・・・・・・・・・・ッドッドッドッ・・・
一時的な心室細動が引き起こされた。心拍数は238を記録しその後42まで低下した。

強い電流は、心筋の律動を乱す。
スイッチから手が離され、電流も止まる。
体の機能が徐々に戻り、茶髪の男は再び必死に上に上に上がろうとする。
黒髪の男が目を覚ました。引き上げられてから15分ほど経過し、体が落ち着いてきたのだろう。

黒髪の男は、背後からしのびより、スイッチを操作している人間を一目散に床から”海”へ落とす。

うわあっ!
ドボォオオオオオオーーーン!

すかさず茶髪の男をすくい上げ、ベッドに誘導し寝かせる。
黒髪の男が黄色いスイッチを操作し、電流を流す。

先ほどまでスイッチを操作していたはずの男は、叫ぶ間もなく全身を硬直させ沈んでいく。

同じカテゴリ「全身窒息」の記事

とある大学の集中講義にて

卒業試験の2人

筋肉を弄ばれる男と③

筋肉を弄ばれる男と②

筋肉を弄ばれる男と①

青年の儀式(K8)

会社説明会で弄ばれる男子大学生

人型ロボット生成サービスを利用した

とあるカフェに入ったら…

銭湯に出没するとある会社員の話