片野マコトは週1回の癒しの時間である整体院での体の調整を楽しみにしていた。金曜の夜19時が、いつもその時間であった。
マコトは駅を降り、大通りから少し入って5分ほど歩いた所にある整体院に入った。
もう5年ほど通っている馴染みの店だった。
院長「あぁ、いらっしゃい!今日も、いつものメニューでいい?」
マコト「はい。お願いします〜」
そういって手慣れた様子で着替えて、個室で待つ。
マコトは26歳で、普段は会社で総務担当として勤務していた。
これといって身体を鍛えているわけではないが痩せているためスマートな体型だった。筋肉の量は少ない方で、骨と皮と少しだけ大胸筋が発達しているくらいの、いわゆる少年のような身体だった。
院長「じゃ。始めていいかな?」
マコト「はーい」
そういって、うつ伏せになる。少しいつものベッドとは違う硬さを感じたが、台を変えたのかな、と深くは考えなかった。
院長「特に猫背が強いねぇ…。ちょっと頑張ろっか…あれやって…ここを潰して…」
独り言のようにつぶやく。
院長は、マコトの背中を丁寧にほぐした後、仰向けになるように促した。
院長「じゃあ仰向けになってね。あ、そうだ。上は脱いでね。」
そういって、マコトは上だけ脱いで、ゴロンと仰向けになった。
細い上半身があらわになる。大胸筋は少しだけその盛り上がりが分かるが、肋骨は浮いており腰骨あたりは血管が浮き出ていた。
院長「じゃあ、ちょっと手を上にあげて。」
マコトは、そういって手を頭より上にあげた。そして、その手をマジックテープで留められた。また、足も同様に留められた。
院長「ちょっと特殊な体技をするからね。伸びるよー。」
マコトは、少し違和感を感じていたが、院長とは長い付き合いなのでそのまま身を委ねた。しかし客観的には両手と両足を拘束されて、極めて無防備な状態となっていることに気づいていなかった…。
院長がベッドを操作する。
じわじわとベッドが真ん中から起き上がり、山型になり始めた。
マコト「うう!伸びるー…これ効くねぇー!」
始めの頃こそ余裕があり、感想を口に出すことができていた。
だがベッドの山なりの角度は、止まることなく急さを増していく。
マコト「あぅ…院長…ちょいいたい。もうその辺にしてー。いてて…」
院長「ははは…何いってるの。ここからだよ」
マコト「……ちょっ!痛いって!!背中曲がりすぎだって!」
ただならぬ状態に勘付いたマコトは、からだをねじって抵抗し始めた。
だが特に鍛えてない身体からの抵抗は大して強くなく、マジックテープの拘束は解けない。
そうしている間にも、どんどんとベッドは急峻な角度を作る。
マコト「痛い痛いっ!!!あーーーー!!痛いーーー!やめてっ!やめてーーっ!!」
マコトの身体は背中の中心を支点として逆ブリッジのような体勢になっていた。腹筋を使って起き上がろうにも、上体は水平よりも下がっている為普段の何倍もの力が必要な上、腹筋が伸びているため満足な収縮力を得られない。
マコト「ハァーッ、ハァーッ……ヒィ……おねがい……もどして……!」反射的に呼吸苦のため肋骨が広がり、慌ただしく肋骨が伸縮する。
院長「どう?すごい背中伸びるでしょ。猫背もすぐ治るよ」
院長はそう言って、無防備なみぞおちを両手でグッと押した。
マコト「おぶぇえええーーーっ!!!かはぁーーーーっ!!!ゲェッ…」
普通は腹筋を収縮させて身体を曲げて身を守るのだが、この体勢ではそれはできない。
院長「腹筋の上の方だけ僅かに反応しているね。……それに、みぞおちって心臓の真上なんだよね…ものすごくドクドクしてる…わかるかな?」
マコトは恐怖で声が出せなかった。
院長「この拍動は、周りの血管じゃなくて心臓そのものなんだよね。このまま力を入れて、どこまで耐えられるか…やってみようか。力試しだよ。」
笑いながらそう言って、グイグイ押し始めた。
マコト「おぐぅっ!ぐぅ!ぐぅ!!あぅ!ゲェッ!!」
押されるたびに、声が絞り出される。マコト(殺される…心臓が…!怖い…!押されるたびに心臓が潰れそうな感じがする…ダレカタスケテ…)
院長「あははは!さっきより脈が早くなってきた。楽しいねぇ。脳みそがどうやったら助かるか必死で考えてるんだよね。無理だけどね〜!」あまりの恐怖に心臓がどんどん脈拍が上がる。全身の筋肉は硬直し、来るべき攻撃に備えていた。
院長「心臓責めるのやめてほしい?」マコトは、何度も首を振る。
院長「やだよー!マコトくん。」マコトのみぞおちの下部から、心臓を潰すように院長の拳が押し上げられる。
マコト「あぶぁあッ!!」薄い腹筋の上部が、最大収縮する。心臓は身体を動かして逃げるため、圧迫されながらも全身に血液を送り出し続ける。
だが、院長の拳は心臓の動きを阻害していく…拳の圧力で、マコトの体内にどんどん心臓の鼓動がダイレクトに伝わる。
マコト「ううううう!!!」
息を最大限に吸って、心臓まで拳が到達しないようにクッションを作ろうとしていた。
院長「足掻くねぇ…。手にマコトくんの心拍がもろに伝わってきてるよ。さすが若いね。でもこうしたらどうかな…」
全く留守だった腹筋に、肘を打ち込む。
マコト「おぶぉーーーッ!!!ッハァ……!!ゲボォーーー!!!」
腹筋に力を込めるものの、腹が伸びているために腹筋には満足に力が入らない。院長「本当に良い声で鳴くね!つぎはここ!」
首を絞める。
マコト「ガッ…!!!あっ………!!ギッ……」
目を苦しそうに閉じて口を大きく開ける。
院長「苦しいよね…。」すぐに首を解放する。
マコト「ハァーーーッ!!ハァッハァッ!!たす……けてくれ………!!」
院長「じゃあ、その状態のまま射精したら、解放してあげるよ。簡単だよ、精液を出すだけだよ。」
マコト「え………そ……そんなの………むりだ…」
すると温和な院長が、突如荒げた声を出した。
院長「やりゃあいいんだよ!!ボケがぁ…!」
腹やみぞおち、首を激しく殴る。
マコト「うごぉ!……ガァッ!!……やっ!やめてください…!!やりますやりますやります…!!」
急に院長の表情が柔らかくなる。
院長「そっかぁー。じゃあパンツも脱ごう!」そうしてマコトの股間をあらわにした。
マコトは必死に股間に意識を集中させて勃起しようとしている。だが手も使えない以上、想像だけでやらなくてはならない。
マコト「院長、勃たないよ…むり……」
院長「じゃあもっと痛めつけなきゃ……だめだね」
そういって、山なりに反ったままのマコトの真っ赤になった腹を激しく殴りつけた。
マコト「うぅ!あっ!あっ!がっ!」口からよだれを飛ばしながら、悲鳴をあげる。
院長「マコトくんのお腹は脂肪がついて腹筋割れてるの見えないね。」
さらに院長はそう言って、腹を親指でグイグイ押し付けてきた。体の芯に届く手技で、かなりの痛さを伴っていた。反射的に腹筋が硬くなり、脂肪の奥底では割れた筋肉が分かった。
院長「ハハ、ここの位置で割れてるね!1つ、2つ…4つかな。」
マコトの腹を強く押して、区画を無理やり探った。
マコト「アアアアアアア!!痛い!痛い!やめてぇーーー!痛い!」
院長「いい悲鳴だな…さらに腹筋が硬くなってコリコリしている…。」
マコトは絶叫しつづけ、苦痛に耐えていた。心臓は自分の耳でも鼓動が聞こえるほど激しく脈を打っていた。
そうこうしている間に、マコトの性器は勃起していた。完全に鬼頭はむき出しになっており、形の良い性器だった。
長さは12センチと標準サイズだ。
院長「ハァハァ…!流石に殴り疲れ…あ、勃ってきたね。こんなに痛めつけてるのに、変態もいいところだね…」
ニヤニヤと院長が笑う。マコトは心底悔しそうな顔で、陵辱に顔を真っ赤にしながらただ耐えるしかなかった。
院長「じゃあ、精液だしてね。」
そう言って、再びマコトの心臓を狙ってみぞおちに肘を立てた。
マコト「あぁあっ!!………心臓が!………潰れるっ!」
必死に息を吸って、再度肺をクッションにしようとする。マコト「フゥッ!フゥッ!………」
院長「うーんそこまでされると心臓潰せないねぇ。じゃ、ベッドの傾きをもう少しあげてみようか」そう言ってさらに山を急にする。
もはや、マコトの背中は線で支えられてシーソーのようにぶらぶら揺れる状態だった。
マコト「はあ…はあ…はあ…やめて…おろして…」
力なく懇願する。息をするたびに腹がうごめく。性器は勃起し続けていた。
院長「両手両足に重りをつけて、もっと背中を伸ばそうね。………そうだな、重りは15キロってとこだな。」
マコト「………いや……やめて!やめてください…うう…」力なく暴れるが、両手両足にには計30キロのダンベルがくくりつけられた。
マコト「ぐぅわぁーーーーーー!!!アアアアアアアーーー!肩が痛いー!外れそう!重り取ってください!!お願いぃぃっ!あーーー!!」
さらに体が引き伸ばされ、筋肉がさらに伸びていた。胸は大胸筋が伸びきって肋骨が見えてきた。
マコト「ハァッ!!ハァッ!!くるしい!!……ップハァ!!ハァッ!…」
肺も伸ばされ横隔膜も伸ばされ、呼吸にはさらにエネルギーが必要だ。
さらに心拍があがり、気が遠のく。
院長「はやくイかなきゃ死ぬよ。心臓が疲れてきてる。」
相変わらず笑みを浮かべて話しかけてくる。心臓が、胸の中で激しく鼓動しているようすが見えるくらい体は伸びていた。その頂点に、マコトの性器が垂直に伸びる。
マコト「手!!ほどいて…!!シコらないと、俺いけないから…!!」
院長「ダメだよ…触らずにイくんだよ…」
マコト「むりだって!…ハァハァ…やったことないよ!…ハァハァ…ハァハァ…」
院長「ハァ?舐めた口聞きやがって!やれっつってんだよボケがぁーー!!」
瞬時にキレた院長は、乱暴にマコトの口と鼻を塞ぐ。
マコト「ングゥ!うーーー!うーーー!アーーーーーー!!」
性器を揺らしながら抵抗するものの、重りがぶら下がっている上に腹筋や背筋が疲労しており、思うように動けない。
それでも首を振って抵抗するが、一瞬だけ空気を吸う隙間が生まれるだけだった。
マコト(苦しい!苦しい!!体が熱い…!!心臓潰れる!!苦しい!!苦しい!!)
痩せた身体についている筋肉を全て使って抵抗していた…。
院長「マコトくん、最後にオナニーしたのはいつなの?」
マコト「ンンンーーー!グゥーーーー!!!」
当然答えられるわけもなく、ただ無意味にくぐもった声を上げる。
院長「いつだって聞いてんだよ…!腹で答えろ」
マコトの腹が一回だけ収縮した。
院長「昨日ってことか?合ってたらチンコで返事しろ」
少し間をおいて、マコトの性器に力が入り1回だけ揺れた。
院長「わははは!!精力あるねえ。さすが若者だ…。」
マコトはすでに窒息しており、目は白目を剥き始めた。首にはさらに太い血管が浮き出てきており、枯渇し始めている脳への酸素供給を必死で守ろうとし始めていた。
反面、性器からは先走りが垂れてビンビンになっていた。
院長「マコトくーーーん!!窒息してる?苦しい?」
マコトは必死で意識を保とうとして僅かに首を縦に降る。
マコト(………くるしい………あたまがぼーっと………)
院長「しかたないなぁ。マコトくん。」ようやく首締めから解放された。
マコト「ゼェーーーーッ!!!!!ガハァーーーーーーっ!!!!」
必死で息を吸い始めた。だが、腹筋がほぼ機能しないほどに疲弊しており呼吸がおぼつかない。
マコト「ゼェ……も、もう……やめて……たのみ……ゼェ…ます……」
院長「ん?どうしたの?」
再び院長の肘がみぞおちに乗る。
マコト「あぁあ!!し……そこはやめ……」
しゃべっている最中に、院長の肘がマコトのみぞおちを押し潰した。
グリュウウ………ミチィ……
マコト「ぉぉぉ……あ」
力を抜いていた一瞬に、マコトの心臓はひしゃげた。
心臓に衝撃が加わった瞬間にマコトは強烈な快感を感じた。
しかし一瞬心臓は停止し、マコトはそれにあわせて激しく痙攣した。同時に滝のような勢いで射精しはじめた。
院長「あーあ、死んだかな?こいつももう終わりか…つぎの痛めつけがいのある身体を探さないとな…」
院長は、その射精が終わり次第、マコトを抱きかかえて、整体院の外に投げ出した。そしてマコトが目を覚ましたのは、病院の一室であった。
医者「目を覚まされましたか?運ばれた当時、射精し続けていて、しかも心臓に傷がついていて、全身の筋肉がズタボロでした…。よく助かりましたね…」