「じゃ、行きます。いい?松谷さん」
「……あっそのまえに、おれの心臓……というか身体に興味あります?」
「自分でも驚くくらいドン!ドン!!ってなってて。筋肉と心臓、触ります?」
ツトムは、松谷の発達した大胸筋の上から胸を触る。
触る時、松谷は大胸筋に力を入れて筋繊維の筋を浮かび上がらせた。
「サービスで筋肉に力入れてみました。どうです?」
(す、すごい筋肉の束……盛り上がってガチガチに硬い)
どっ!!ドッ!、!ドッ!!!と、ものすごく力を込めた鼓動が、硬い筋肉の中から力強く響いている。
それに、股間もマックスに固くなっていそうだ。
ツトムは、松谷の分厚い胸板を抱き抱えるようにしばらく抱きついていた。
「心臓も元気だし、すごい勃起してますね、でも松谷さん、まだイカないで下さいね、これで荷物ほとんど終わりなんで」
「おれをやってからなら、いっていいですから……」
ツトムがぼそっと言った。
「はい」と、松谷は笑った。
「多少なら自分の射精も筋肉も、魅せ方知ってるんで」
浅井の方をチラッと見る。
「……浅井、なんでお前も興奮してんの」
「そんなチンコ勃たせて」
「いやぁーー、だって」「松谷さんが今から責められて必死で酸素求めてなりふり構わず筋肉に力入れて、でも酸素吸えなくて……だんだん力尽きていくのを想像すると……たまらんですよ」
フフ、と3人で笑う。
「伊達に筋肉鍛えてないから。筋肉総動員して呼吸しますっ!!」
「じゃ、口と鼻……テープで止めます」
「ラックは、あそこに……」
一通り段取りを終え、松谷の端正な顔に、ガムテープが巻かれていく。
「息吸えます?もう無理かな」
「……ムガ……ムム」
松谷は首を振る。
2人は、パソコンラックを持ち上げ、ゆっくりと進んでいく。
ツトムは松谷の口元を凝視していた。
腕の筋肉を盛り上げ、三角筋に筋が入りながら2人は置き場所へ近づいていく。
2人とも性器はマックスまで屹立している。
松谷の口が、パコパコと動いている。
段々と早くなり、そして力強くなっていく。
空気が漏れ出す隙間はほとんどなく、口や鼻のわずかな空間の中を肺からの古い空気が動いているだけだ。
ラックに隠れて腹筋が見えないため、ツトムは松谷の腹筋を邪魔にならないよう触った。
何回も何回も、吸えないのに必死で腹筋を収縮させている。
6個に割れた分厚い塊が、規則的に、そしてどんどん力強く収縮し、必死で肺に空気を溜めようと頑張っている。
「こんな周りに空気があるのに、松谷さんだけ吸えないの?」
ツトムが聞いた。
「ムゥーー!!ーーーー!!!ッ!ムゥ!!!」
松谷は大きく頷き、くぐもった悲鳴をあげる。
それでもなお、ラックをヨタヨタと動かす。
あと2〜3mで置き場、というところで、松谷の様子がおかしくなってきた。
「……ズ………」
「ング………グァ………ぁああアア」
くぐもった声と、隙間から空気が漏れ出す激しい摩擦音が聞こえ出したのだ。
彼の腹筋は、次は息を吐こうとしているのか必死に顔を前にして首をかがめ、さっきとは異なる収縮を始めた。
腹筋が何度も何度もぐぅぅっと収縮し、顔を左右に振って真っ赤にして息を吐く。いや、正確には、吐こうと努力して筋肉を必死になって動かしていた。
「ビピィッ!!びぃっ!、!ぶっ!!!!」
ラックを持っているが故に、手を使ってガムテープを剥がすことができない。
太ももをあげたり、顔を振ったりしながらどうにか剥がそうと躍起になる。
「ま、松谷さん!!腹筋がすごい………」
「肺に空気が入らないのに、肋骨だけ膨らんで腹筋が浮いて見える……」
浅井がつぶやく。
いよいよ呼吸の逼迫さが高まり、松谷はラックどころではなくなってきた。
完全に立ち止まり、ずぉーーーっ!!ずぉーーーっ!!!と、僅かにしか酸素が流れない呼吸を猛烈な筋力を動員し力技で繰り返す。
ツトムは、そんな松谷の腹筋を触り続けていた。
腹筋は息を吸うことを試みていた。
肺は膨らまないが、腹や肋骨を必死で広げる。腹筋がボコッと盛り上がり、あまりに力が入っているため細かく震えていた。
首には太い血管が浮き、皮膚はどんどん赤くなっていく。
「松谷さん苦しいですか」
ツトムがうわずった声で聞く。
「どれくらい苦しいか胸の筋肉で教えて」
松谷の大胸筋が猛烈に収縮し、何度も筋肉が跳ねるように動いた。
「こんなに動くんですね。じゃ、腰でも教えてください」
すかさず、松谷の腰が動き出した。
ラックに突き刺さるように性器が動く。
何度も何度も動き、苦しさを伝える。
5秒もしないうちに動きがぎこちなくなり、次第に痙攣したように細かく震えだした。
「もうダメですか?」
松谷は首を大きく振り、もう限界だった。
膝がガクガクと震え、脱力しかかっている。
目がトロンとし始め、呼吸も弱くなってきた。ラックももう腕から落ちそうだ。
「ぁあーーバランスが崩れそう」
同時に浅井が叫ぶ。浅井の大胸筋がギュッと収縮し、筋肉の割れ目がはっきり浮かび上がる。
ドガァ………
金属のものが床に落ちた音がした。
「……ぴぃ…………ぴぃーーーー………」
松谷はもう顔を真っ赤にしたままラックを床に落とし、その場で大の字に倒れた。
「取ります」
ツトムはそう言って、口や鼻からガムテープを剥がしていく。
「ゼェーーーッ!!!ぜぇ!!ぜぇ!!!ぜぇ」
松谷は必死に酸素を吸いだした。
腹が大きく動いていた。
だが、股間ははち切れそうに大きくなったままだ。
「心臓」
ツトムはそうつぶやき、松谷の胸に耳を置く。
モコっと盛り上がった大胸筋がツトムの耳に張り付いてきた。
「ドッ……ドッ……ドッ……ドッ……」
肺の音と共に、体内を正常化させようとかなりの速さで血液が循環しているようだ。
「……こうしたらどうなるか……」
ツトムは、身体が言うことを聞かずに動けない松谷の鼻と口を再び押さえ、胸の音を聞き続けた。
「むぐっ………ぐぅっ………ぁあ」
弱々しく松谷が抵抗するのだが、ツトムは手を離さなかった。
「どっ……どっ……ど……ど…どどどドドドドっドドド!!!!!」
どんどん脈が速くなっていく。
「んんんんーーー!!!んんーーーー!!!んんぐっんんん!!!!」
松谷が本気でツトムの手を掴み抵抗してくる。
どっ!どっ!ど!ど!!!ど!!!!ど!!!!!!!
松谷の筋肉が本気モードに変わり、とてつもないちからでツトムを引き離しにかかる。
ツトムは隙を見て松谷の腹筋に拳を沈めた。
ボム!!!と言う音がして、硬い腹筋が跳ねた。
「ォオオェッ!!!」
「ぉおおぇ………ぉおおぇええっ」
松谷の抵抗が止まり、腹を痛めつけられたことで嘔吐しかかっていた。
必死に耐えて、腹筋が収縮して胃を押し上げるのを阻止していた。
ツトムは松谷が息を吸うタイミングで腹を押し、吐くタイミングで腹筋を肘で捩じ込み続けた。
酸欠で身体が動かせず、呼吸だけは何とか力を振り絞って継続しようとしている松谷の身体を弄んでいた。
ツトムはやがて手を離し、松谷の筋肉を再び眺めることにした。
「っばあーーっ!!!ひぁああ!!!ひぁ!!!ひぃあ!!!はぁーー!!!はっ!、!ひぁあ!!!」
満足に呼吸ができなかったことで喉を笛のように鳴らし、無我夢中で酸素を取り入れている松谷の体を夢中で見ていた。
「松谷さん、大丈夫っすか」
浅井が心配して駆け寄る。
「はぁ!!!はぁっ!!!はあ!!!……浅井、大丈夫だ………」
今なお起き上がれない松谷は、激しい呼吸のなかかろうじて返事をした。
「ま、松谷さん、すごい筋肉見せて必死に呼吸して、身体の限界がみれました、ありがとう」
ツトムが言った。
「浅井さん、このケース持って、両手上にあげてほしい。
25キロくらいかな……ウェイトの小さなプレートが入ってるんだ」
「これで腹とか胸とか、筋肉みたいんだ……」
「その大きなチンコも、もっと突き出して」
「は、はい」
恐る恐る、浅井はそのケースを挙げる。
「……重いですね……く………」
大胸筋が上に吊り上がり、肋骨が引っ張られて腹筋が伸びる。
呼吸するたびに腹が凹み、6つに割れた腹筋が動く。
バランスを取るために体幹の筋肉が忙しなく動き、腹部の筋肉群が複雑に収縮し続ける。
そして、16センチほどの大きなチンコが糸を引いてそそり立っていた。
「浅井さんに、これ入れるから。なるべく落とさずにお願いします」
ヴィーーー……と僅かに振動した筒が、浅井の身体に近づいていく。
「ぁああ!!お客さんっ!!入れちゃダメ」
「いっちゃうっ!!もう触られただけでダメ」
浅井の腹筋に筋が入った。
体脂肪が少なく、腹筋の筋繊維の束が浮いてきている。
「まだ入れないですよ」
ツトムは、振動した筒を浅井の乳首に当てた。
「あぁううううああぁあああ!!!!ひぁああいあ!!」
大胸筋が当てられた片方だけ収縮し、体をよじる。
ツトムが浅井の筋肉を触りながら言った。
「ぁあーこの硬さ……。腹筋もボコボコしてて、声出すたびにモコっと盛り上がりますね」
「…つぎは………ここ」
「……っアアアアアアア!!!アアアアアアア!!!!」
浅井が叫ぶ。
腹筋の1つの区画だ。
アンバランスなサイズの腹筋のうち1番大きい真ん中の右側。
そこにくすぐったいような刺激が与えられた。
「まっ……松谷さんっ!!おれもうやばいぃ……!!どこ触られても気持ちいい……っ!!」
「でちゃうぅううう」
「腹筋が………!!松谷さんんんんん………!!」
「はあっ!!!はあっ!!!」
荷物を挙上している浅井の腹は、荒い呼吸と悲鳴に近い叫び声で腹筋が浮き立ち、そして弛緩を繰り返す。
股間からは液がトロトロと垂れていた。
「浅井さん、イキたいです?」
「はいはいはいはいっ!!!いっきたい!!!おねがいいいいいい」
「お客さんのぉ!!その太い腕の筋肉で殴っていかせてぇええええ」
「いっちゃうって言ったけど、本当はいつも松谷さんに腹殴られないとイケないんです!いくらシコっても、突かれてもいけないんです!!!」
浅井が捲し立てる。
どうやら、松谷に調教された結果、腹筋を潰して内臓にダメージを与え苦しむことでしか射精できない哀れな状態となっているらしい。
「お客さんっ、俺の腹筋潰してぇ………お願いし………」
ドボォ…………
ボスッ!!!
「……アアアアアアア」
ドガシャァ!!とけたたましい音がして、浅井が持っていた段ボールが床に落ちる。
プレートなどが散乱する。
こうなることを予想し、ツトムはトレーニング用の分厚いマットを先に敷いておいたため、大きな被害には繋がらなかった。
「ぁ………ぁああ………あ………」
浅井は口を開け、ゆっくりと腹を見た。
松谷が、浅井の腹にボディブローを叩き込んでいるのが見えた。
「なぁ浅井、お客さまの前でそんな醜態をさらすんじゃない、あくまでこれはこちらからのサービスだ。」
「性的欲求をお客様に求めてはならない………んだよ」
「……ぁっ……まつ……た……あ」
浅井は口をぱくぱくしながら、腹筋を激しく動かして腰を振り始めた。
ドッビュッ!!!
ビュウウウウ!!
ビュッ!!!
浅井から、大量の白濁液が放たれた。
1mほどの距離を飛んでいく。
「おい、勝手に出すな、出すな!!出すな」
松谷は珍しくイラついた様子で、浅井の腹筋を掴み、指で潰した。
そして腹を下から突き上げるように殴り、腹筋はぐちゃっと形を変えて凹んだ。
失神したのか、腹に食い込んだ腕をとっさに握ったまま、そして白濁液を吹き出しながら、パンチに押されるように後ろ向きに倒れていき筋肉を硬直させて背中を反らし、全身が異様に硬くなって仰向けになった。
それでもなお、射精の間隔はおさまらず量も変わらないまま20回ほど放出が繰り返された。
辺りは精液の香りで満たされている。
浅井は目を見開いたまま、全身を硬直させ続けていた。
「お仕置き」
松谷はそう言うと、まだわずかに射精が続くむき出しの鬼頭にバイブを当てた。
ビィーーー……と無機質な音が続く中、夥しい水のようなものが股間から噴出し出した。
泡を吹いている浅井の股間は痙攣が始まり、潮を八方に振り撒いていた。
仰向けでもなお浮き上がるほど絞られ、そして発達した筋肉たちが艶やかに汗と液で輝いている。
「……すみませんお客様……浅井がこんなことに」
「わたしも、あまり耐えられず申し訳ないです。私の筋肉、堪能できておりますか?」
浅井の硬直した腹筋をまだ殴りながら、松谷が聞いた。
殴られるたび、浅井は両手両足をビクッと動かしていた。
「いえいえもう最高ですよ……荷物、もうほとんど終わっててあとは1人でもできるので……」
「おれも、松谷さんに……いいですか」
「いいですよ、もちろん」
「何がご希望で?」
「おれがイクまでシコってもらえませんか」
「……いいのですか」
「おねがい」
「俺にシコってほしい……と?」
松谷はそう言って、自身の二頭筋に力を入れてツトムに触らせた。それから、ツトムの手を大胸筋、腹筋にあてていく。
「筋肉どうっすか?さっき呼吸止められて胸の筋肉とか腰とか弄ばれて、パンプアップしてるんですよ」
「……はぁ……はぉ……」
ツトムは無言で松谷の身体を触り続ける。
「ハァハァうるさいですよ、お客様」
ツトムは、その肉感に触れるだけでイク寸前になっていた。
「では……いきますね」
杉谷はそう言って、ツトムの棒を掴んだ。
「っああああ」
「ぁあーーーーーーーぁ………」
ツトムが裏返った声を出した。
どくっどくっ!!と、射精前にもかかわらず肛門の筋肉が激しく収縮しはじめた。
そして遅れて精液が飛び出してきた。
「触っただけで出てきた」
松谷は、ツトムの出す精液の間隔に合わせ、性器を刺激している。
その度に、床に夥しい量の液体がこぼれ落ち、そして飛び散った。
「……お客様、なんか触っただけで出ましたよ」
「はぁ………はぁ………きもちよすぎ………はぁ………」
真っ赤な顔で笑いながら、ツトムが言った。
「こんなにドバドバ出して、お客様の部屋汚れますよ?」
松谷がすました顔で言う。
「そんなこと言って、松谷さんも……でしょ」
ツトムは、松谷のかれこれ出会ってからずっと勃起し続けていたものを掴み、しごいた。
「えっ」
「あんっ!!」
松谷が嬌声を上げ、腰を再び振り始めた。
「だめですっ、本当はもう限界なんだ!!だめ」
ツトムは気にせず刺激を与えつづける。
「あっ!、あっ!!!、おきゃくさん!!!ツトムさんっ!!!あっ!!!あ」
「でるっ!!!でるでるでる!!!あーーーーーでるでるでるでる!!!」
どろっ……どろ……
6個に割れた腹筋を腹を曲げながら収縮させ、射精の圧力を高めている。
だが松谷の精液はとても濃く、あまり飛ばなかった。
真っ白のものが、とは言ってもとめどなく溢れ出てくる。
「あーーー……いつも5回くらいで止まるのに今日は止まんねぇ」
どろ……どろ…………どろ…………
「ツトムさん………!!」
グチュグチュと、松谷の性器が音を立てて刺激され続ける。
松谷は、ツトムの腹筋や性器、腕の上下運動により規則的に収縮を繰り返している大胸筋を舐めるように触る。
「ぁあああ……また射精感が湧いてきたぁ」
「おれのチンコのために肩の筋肉とか胸の筋肉が硬くなってる……!!」
松谷が興奮して叫ぶ。
「ツトムさんの筋肉……分厚くてすごいです………」
「腹筋、分厚くてボコボコじゃないですか……」
そう続けて言った松谷はツトムの腹を軽く殴り、その反射で筋肉が収縮して硬くなる様子を楽しんでいる。
「お、俺もまたいくっ………」
「ぁああああっ」
ツトムが叫ぶ。
1回目より幾分薄い液体が、飛距離を増して飛んでいく。
そしてもう1人、意識を取り戻した浅井はその光景を疲弊しきった身体を横たえながら見続けていた。
自分で性器を激しく動かし、松谷の絶頂、ツトムの絶頂を横で感じながら再び射精し、3人の精液が床で混ざりあっていた。
それから3人はタガが外れたように自身の精液を残りの2人の身体に代わる代わる流し込み、躍動する筋肉を触り、時には責めて、その日中ずっと交じり合っていたのだった………。