腹責めされる男たち

腹責めで地獄の苦しみを味わう男は呻き声を上げて腹筋を痙攣させ、責められ破壊されていく・・・

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ファラリスの雄牛で地獄の苦しみを与え続けられる男

投稿日:2019年2月9日 更新日:

゛ぁああーあっついっ!あつぅーーーー!あーあっあーーーっあぁーーーーっ!!
たすけてくれぇーーー!いたいぃいいいーーーーあーーーーーっ!!!

ドクゥン!ドクゥーン!ドクゥンドクゥン!

真鍮でできた牛のような形をした物体の中から悲痛な叫び声が聞こえる。
その下には煌々と炎が燃えており、その牛を加熱している。

中にいる男の胸に糸電話のように鉄製の紐が接続され、それは牛の体とつながっている。
心臓の鼓動が牛の金属製の体に伝わる仕組みだ。
規則的に、ドラのような音を奏でている。
恐怖と痛みで、既に男の最大心拍数近くのリズムだ。

真鍮製のため最大まで熱されると内部の温度は450度に達する。
そうなると中の人間の皮膚は急速に水分を失い、そして沸騰してベロベロに剥がれていく。
しかし、体の中枢が熱されるのは体の外側に存在する血液や体液、汗が蒸発し切ってからなので時間差がある。気化熱により、温度の上昇が抑制されるためだ。

つまり、炎に包まれてから10分ほどかけてじっくりと体内は加熱され、苦しみながら絶命するのだ。

この中には罪を犯した21歳の男が入れられている。
殺人罪だ。身勝手な理由で1人を殺めた凶悪犯だった。
死刑を執行されてなお、こうして地獄の地で無限の責め苦を受けているのである。

その男の肉体は控えめに言っても美しく、無駄が無く筋組織の密度が高い筋肉をまとっていた。
腹筋は8つに割れ、一つ一つの塊が芸術品のごとく丸く浮き出ていた。
さらに大胸筋や肩の筋肉は丸く盛り上がり、ミケランジェロのダビデ像を思わせる容姿だった。

ぁあーあーあぁーーー…いぃいいぎーぁー
ドーン、ドーン。ドーン、ドーンドーン。

中にいる男が叫ぶ声は、徐々に小さくなり、様子がおかしくなってきた。
全ての皮膚が溶け、表面の筋肉が徐々に変性することで叫ぶことが困難になってきているのだろう。
熱せられた空気を吸い込むことで気管が火傷をおこし、徐々に呼吸が苦しくなり、徐々に死への恐怖で頭がいっぱいになりつつあるようだ。

また、心拍数も徐々に低下し、体の血圧が低下してきたことを示すようになった。男の体には。もう血液は半分程度しか液体として残っていない。急な体液喪失により末梢の血管が収縮し、熱で固まったため、偶然にも中枢の循環は保たれている。

牛の中には通気口があり、酸素不足で不完全燃焼しないよう常に新鮮な空気が送り込まれ続けている。
そこからは冷たい風が吹き、全身火傷となった男の体に当たる。
しかし、熱により皮膚はおろか感覚神経を失った男はそのわずかな圧力さえ感じることはできなくなっていた…。

牛の内部温度は100度を超え始め、男の眼球が沸騰し始めた。
こうなる少し前より既に視力は失っていた。目がボコボコと泡立ち、水晶体や内容物が噴出する。その液体が顔に触れるたびに、猛烈な刺激で男はか弱くも悲痛な叫び声を上げ続けた。

体の状態は深刻になってきた。
牛から発せられる生命のシグナルが狂ったように暴れ出す。

ドッドッドッドッドッ!ドーーーンドーーーーんドーーーーンドドドドど…

正常な拍動ではなく、不規則に速度を変える心臓。脳の機能も低下し、今は気力だけで生命を維持している状態だ。
深部体温は40.7度まで上昇している。
逞しかった男の筋肉はフライパンのように熱せられた牛の体に張り付き、そして完全に変性した。ところどころ茶色く焦げ始め、もはや組織ではなくただの塊となりつつあった。
幸い、男はもうその惨めな姿を自分では見ることができなくなっていた。

男の鍛えられた筋肉は、変性すると同時にとてつもない収縮力を出した。
割れた腹筋は硬く収縮し、体を強制的にくの字に曲げている。
大腿筋も同様に熱され固まり、筋肉の標本のように筋が浮き出た足をピンと伸ばして不自然な形をとっている。
両腕は、男の上腕三頭筋の筋力が優位だったため肘から逆方向に曲がり、ポッキリと折れている。

辛うじて機能するのは体の奥にある細く弱い筋肉と心筋などの体内の内臓組織のみだ。
仰向けの姿勢から動けなくなった男は、残存する筋肉を動員し、男は必死に呼吸を続ける。
気管のむくみは徐々に強くなり、ピューーーピューーー!と笛のような音を鳴らして命を繋いでいる。
必死に上を向き、口を開けて息を吸う。

首のわずかに機能が残る筋肉を使い、肩を上げて全身で息を吸う。

ヒューーーウ!ヒューーーーウ!ヒューーーーーッ!
無我夢中で息を吸う男。他に何もすることは許されず、もはや感覚もなく、熱された金属の上でモゾモゾと体を細かく動かすことしかできなかった。

ピューーーーー!ピーーーーーッ!ピーーーーーッッッッガッ…あっ………ひゅ…ひゅ…ひ

完全に気管が詰まった。
男はもはやない目を白黒させ、必死に息を吸おうとする。
どーんどーんどーんと、牛から音がする。

心拍は250を超え、最後の力を全て使って、身体中に酸素を送り続ける。
しかしもう2度と肺を膨らませることはできず、徐々に酸素飽和度は低下し、体から酸素が失われていった。

たちどころに男の深部体温は42度を超え、脳のタンパク質が変性し始めた。
男の体は一瞬細かく痙攣したかと思うと、グェギギィゴゥ…と奇妙な叫び声を上げ、2度と動かなくなった。

絶命した後も心臓は小刻みにしばらく動き、30秒ほど無意味な鼓動を続けていた。

その時、おもむろに牛が置かれた空間にいた何者かが パチリ と指を鳴らした。
一瞬にして空間が真っ暗となった。
再び明るくなった時には、目の前にさっき焼け死んだはずの男が無傷で全裸となり立っていた。

怯えた顔をして、震えている。

男は他の選択肢は与えられず、無限に牛の体内に入れられ、焼かれ続ける…。

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